なまらさーめ八ヶ岳

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投稿者
るんちゃん(おとな女子登山部)
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日程
2019年01月29日 (火)~2019年01月30日 (水)
メンバー
新潟山友3名
天候
晴れ
コースタイム
【1日目】やまのこ村(140分)赤岳鉱泉(110分)硫黄岳(90分)赤岳鉱泉
【2日目】赤岳鉱泉(45分)行者小屋(90分)地蔵の頭(50分)赤岳(35分)文三郎分岐(30分)行者小屋(120分)やまのこ村
コース状況
・美濃戸口まで雪道なのでスタッドレスがおすすめです。八ヶ岳山荘に駐車料金1000円(1泊2日)支払うとコーヒー券付ステッカーもらえます。やまのこ村まではSUV車が安心です。今回チェーン装着FF車で行ったら見事に登れず、押したり引いたりしながら行きました。駐車料金は赤岳山荘で1000円支払います。
・赤岳鉱泉テン泊代金1000円。
難易度
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感想コメント

 テントを背負って厳冬期の八ヶ岳を登ってきました。今回も慣れ親しんだ美濃戸口から赤岳鉱泉を拠点とするコース。いつもと違うのは、ぬくぬく快適な赤岳鉱泉に泊まらずテントの中で夜を明かさなくてはいけないこと。低体温症になって小屋に運ばれたという話も耳にしたことがあり、何かあったらすぐ小屋に避難できるのと、小屋に泊まるメンバーもいたので、行者小屋ではなく赤岳鉱泉でテントを張ることにしました。
 今までで最上級の防寒装備で60Lのザックはパンパン。一番暖かい厳冬期用シュラフにカバー、テントシューズ、マットはロールタイプとエアタイプ2種類、厚めのダウンジャケットにホッカイロ数個、ショベルやアイゼンなどはさすがに入りきらず外付けしました。ガソリンストーブにして燃料をコンパクトにしたのと、水の心配はないので少なめにして重量物は極力排除、背負ってみるとそこまで重さは感じませんでした。

 そして今回初の試み、美濃戸からやまのこ村まで車で行ってしまおうという計画を立てました。車高は決して高くないFF車に、チェーンを巻いてスタンバイしていたどや顔の運転手。不安が残るまま雪国のベテランドライバーに全てを託しました。勢いよく出発して第一関門の登り坂、行けるの?行っちゃうの??あーやっぱり登れず止まった~・・・下りて後ろから押してみても車体が下がってきて危ないし、勢いつけて下から登り直してみてもやっぱりストップ。何を思ったのか車を反転させ後ろ向きで登り出したリーダー。すると前進で登れなかったのが嘘のようにするすると登りきってしまいました。
 その後もぬかっては下りて後ろから押し、歩行者に抜きつ抜かれつしながら何とかやまのこ村へ到着。大変でしたが面白いみやげ話ができました。

 ここから徒歩スタート。いつもは美濃戸山荘までひいひい言いながら歩いてますが、今回は5分程度で到着、北沢経由で赤岳鉱泉へ向かいました。林道の積雪量は例年通り、これから向かう稜線付近はかなりの強風の様子、灰色の空に巻かれて赤岳や横岳の姿は確認できませんでした。
 赤岳鉱泉に着いてテントの準備、幸運なことに日が当たっていたので寒さに震えることなくらくらく設営、ペグもしっかり刺さりました。
 腹ごしらえして硫黄へ向かう頃には雲が取れてコンディション回復、しかし風が強いのはやはり避けられなさそうです。もふもふの新雪を掻き分けて赤岩の頭に着くと、待ち受けていたように風が襲ってきました。慣れてくると皆落ち着きを取り戻し無事に山頂へ。寒さと空腹で長居は出来ず早々に下山しました。

テントに戻って早速夕食、皆で持ち寄ったお土産をつまみながら美味しい鍋に舌鼓。お腹いっぱい食べて体が冷えないうちに寝てしまおうと思ったのですが下半身が寒くてなかなか寝付けず、夜中に急遽ホッカイロを増量しました。いつの間にか朝までぐっすり、目を覚ますと私と寝袋に入れた手袋以外テント内のあらゆるものが凍っていました。
 朝食を素早く済ませ一番苦手な撤収に取りかかります。なるべく手足を冷やさないよう、素早く効率よく…とはなかなかいかず出発の頃には指先がカチコチ。次回の課題がまた出来ました。何とかザックを背負って鼻水を垂らしながら行者小屋へ、ここでまたデポして赤岳へ向かいました。
 
 地蔵尾根を登ると阿弥陀と横岳が左右からダイナミックにせり上がってきて、何度登っても爽快です。後方には北アルプス、冬の張り詰めた空の中で槍の形もくっきり見えました。稜線に出ると富士山や慣れ親しんだ秩父の山がお出迎え。硫黄ほどではありませんがやはり風が冷たく早めに下りました。
 行者小屋でパッキングを済ませたら、後はやまのこ村までのんびり。次はどこ行く??山話に花を咲かせながら歩いていたら、最後の最後で滑ってお尻を付いてしまいました。
 
 冬の八ヶ岳は寒いのを我慢すれば何度訪ねても素敵な場所。ぜひまた仲間と共に訪れたいです。

※なまらさーめ・・・とても寒いという意味です。

フォトギャラリー

地蔵尾根を経て赤岳へ。

麓から見た八ヶ岳連峰。雲の流れが速くてちょっぴり不安。

チェーン装着。付けるにはコツが要りそう。

こちらへ向かってきているのではなくバックで登っているの図。何故バックで登れたのか私にはわかりません。

スノピのファル4が本日の宴会場、ダンロップのVS10が寝床。

赤岩の頭直下から。爽快!

この日一番のもふもふ地帯。

風が強い!油断するとよろけてしまいます。

北側に回ると猛烈な風。蓼科が良く見えました。

火口に息を飲む。

トラフィックライターズ参上!

本日のメインはシェフの自信作・カルビクッパ。おいしゅうございました。

ストーブが温い。自分のテントに戻りたくないなぁ。

翌日の地蔵尾根。階段はしっかり出てます。アイゼン引っかけないよう注意。

ナイフリッジは雪が少なく拍子抜け。

間もなく赤岳山頂。妙高や火打など新潟の山も見えました。

下りはやっぱり緊張。阿弥陀に見守られて。

文三郎を下ります。北アルプスがずら~り。

これをせずにはいられない。

これもせずにはいられない。

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