日高幌尻~チロロ林道コース
- 投稿者
- 小山田 隆博
- 日程
- 2019年06月18日 (火)~2019年06月19日 (水)
- メンバー
- 小山田
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 1日目
ゲート(50分)取水ダム(30分)820m二股(40分)尾根取付き(35分)トッタの泉(1時間)ヌカビラ岳(30分)北戸蔦別岳(1時間)戸蔦別岳(10分)C1
二日目
C1(10分)戸蔦別岳(1時間30分)幌尻岳(1時間30分)C1(50分)北戸蔦別岳(1時間)トッタの泉(1時間10分)取水ダム(30分)ゲート
- コース状況
- 林道から尾根取付きまでは沢沿いの道となりますが、踏み跡は明瞭です。
渡渉も数回ありますが、沢靴は必要ないでしょう。ただし増水時は靴が濡れる可能性大。
ストックがあるとバランスが取れて渡渉も楽です。
尾根上および稜線も日高の中では国道なみのしっかりとした登山道です。
テン場は北戸蔦別岳頂上や戸蔦別岳頂上などありますが、風が強いことも多いので考慮の上選定しましょう。
- 難易度
-
感想コメント
ここ一ヶ月ほど山から遠ざかっていたので、少し長い距離を無心に歩きたいと思い日高へ向かいました。沢にはまだ早いので選んだのは去年秋に天気が悪くて途中で引き返した日高幌尻。
○1日目
林道を車で走行中にヒグマと遭遇。なかなかのデカさにいきなりビビります。写真を撮っておけばよかった・・・。気を取り直して林道をテクテク歩き、必要以上にクマ鈴を鳴らします。
沢筋の踏み跡を渡渉を交えて抜けて尾根に取り付きます。天気はよく気持ちの良い青空が広がリ気持ちがいいです。汗だくになりながらトッタの泉を越えてヌカビラ岳に到着し一息。
去年秋は雨でここでテントを張りました。今日は大丈夫と思っていたのですが、いつの間にか雲が広がっており、北戸蔦別岳に着く頃には日高幌尻には雲がかかって風も強まってきました。
神奈川から来たという男性とお話をさせていただいた後に戸蔦別岳まで頑張りましたが、天候はやはりイマイチ。できれば今日中にアタックしてしまいたかったのですが、無理そう。まだ13時すぎでしたが、少し戻って戸蔦別カール側の稜線下の雪渓を整地してテントを張りました。風が当たらず静かなテン場。夜は雨もパラつきモチベーションは低下。
○二日目
3時。まだうす暗いが目が覚めて外を見るとちょうど朝陽が登ってくるタイミングでした。快晴の予感大。急いで用意して出発します。
戸蔦別岳からの眺めは昨日とは全く別もの青空に日高幌尻がどっしりと構えています。クマに注意しつつ七つ沼カール上の稜線抜けていきます。濡れたハイマツを掻き分けつつ最後の登り返しに。正面を見ても振り返っても絶景が常に広がって飽きることはありません。偽ピークに騙されながらも1時間半ほどで日高の最高地点に辿り着きました。
誰もおらず独り占めの頂上。いつ見ても日高の山並みは最高です。自分の原点とも言える山々を一望します。いつまでも居たい気持ちを抑えて帰路につきます。気温はどんどん上がって汗だくに。次の沢の計画を思い浮かべながら下山しました。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。