ひとりでトコトコ山行脚 四阿山(群馬県 2333.2m)編
- 投稿者
-
渡部 嘉章
グランフロント大阪店
- 日程
- 2019年07月29日 (月)~
- メンバー
- 池袋西口店 渡部
- 天候
- 曇り
- コースタイム
- 鳥居峠登山口>20分>的岩>30分>古永井分岐>35分>嬬恋清水分岐>20分>四阿山山頂>5分>三角点峰>5分>四阿山山頂>17分>嬬恋清水分岐>3分>嬬恋清水>30分>古永井分岐>25分>花童子の宮跡>25分>鳥居峠登山口
- コース状況
- ・鳥居峠登山口の駐車スペースは10台くらいです。また、未舗装の林道の終点ですので、車が心配な方は「あずまや高原ホテル」からの登山が安心です。
・登山口に簡易トイレがありますが、近くのコンビニの利用が安心です。
・コース上、嬬恋清水まで足を延ばせば水が得られます。
・コースはしっかりしていますが、登山口から少しの間は水があふれてドロドロ状態ですので、滑らぬよう気を付けて下さい。
・古永井の休憩所~嬬恋清水に木段がありますが、斜めになっていたり、湿っているので結構滑る段があります。ご注意ください。
- 難易度
感想コメント
・仕事に疲れ、草津白根山の湯釜に癒されようと計画。しかし、規制により湯釜のエリアは駐停車禁止・・・。一方通行を訳もわからず車を走らせる(泣)
・投げやり気味なささくれた心を「四阿山」が救ってくれました。「近いやん!?」急いで鳥居峠に向かいます。ところが、工事渋滞で中々前に進まず、登山口に着いたのは10時半を回った頃でした。
・一応身支度を整え、行くか止めるか悩んでいると、遠くで遠雷の音が・・・。何か、山の神様に「軟弱者め!」と言われた気がして、急いで登山開始です!(いや、普通雷が聞こえたら止めようよ・・・)
・こっちに雷が近づいて来たら下山すると決め、急ぎ足で登ります。まず目指すは的岩。ここまではさほどきつくない登りを20分位で到着します。「なるほど、的ね」と思ってしまう大きな岩です。
・そこからコメツガの原生林を抜け古永井分岐に。ここには東屋もあり、休憩するにはいい場所です。ちょっと急いで登ったので休憩したいところですが、今は先を急ぎます。
・ここを過ぎると木段が配置された樹林を抜け、一旦展望の開けるガレ場に出ます。ここが今は花盛り!!キスゲにフウロ、アザミにショウマ。色とりどりの花が咲いていました。この時点で雷の音も聞こえなくなり、展望も得られていたので、じっくり登って花を愛でる事に決めました。
・普通のペースに戻して歩きだし、嬬恋清水の分岐を抜けると頂上に繋がって行く木段に出、上空が開けます。登って行くと祠があり、その先に四阿山の山頂があります。そこかしこにトンボが飛びまくっています・・・。一応写真を撮って、前方に見える気になる鋭鋒に行って見る事に。
・鎖場を通過して歩くとあっという間に三角点。小さなお地蔵様が鎮座されています。ちょっと先にも行ってみましたが、地図で見ても稜線がつながっているだけなので、三角点に戻って休憩しました。
・おにぎりを食べたら下山開始です。四阿山の山頂を写真に撮り、少しだけ望める展望を楽しみながら下って一旦樹林帯に入り、嬬恋清水に向かいます。分岐から少し(100mと記載あり)行くと水場があります。が、いったい誰がここを見つけたんだろうか・・・。(水は冷たくておいしいです!)結構登山道から離れているのに。他の山でもそう思う事がありますが、やはり修験者のおかげなんでしょうね。
・さて、のどを潤し、もう一度花を愛でながら下って古永井の分岐に到着。ここでちょっと地図を見ながら休憩していると、本当に小さな黄色い虫がいっぱい寄ってきます・・・。虫除けをしていても寄ってきます。で、ちょっとしてから「なんか、かゆい!」。時間差攻撃でいろんなところがかゆい!!嬬恋清水で汲んだ水で流したおかげでちょっとマシになりましたが、この虫は要注意です!!
・ここから往路とは違うコースを下ります。この時間帯は晴れ間も見え、結構楽しく下れました。キスゲが多く、目を楽しませてくれます。が、最もテンションが上がったのが「コウタケ」を発見した時でした!やっぱり図鑑に載っている食用の大型キノコを見つけるとめちゃくちゃテンションが上がりますわぁ~!!
・花童子の宮跡に着く頃には一帯がガスってしまい真っ白に・・・。まぁ、もうちょっとで駐車場だし、どのみち展望も得られる場所もないし、黙々と下ります。
・最後まで雨に降られることもなく、雷に打たれることもなく、無事下山できました!が、その30分後にはバケツをひっくり返したような豪雨&落雷・・・。いやぁ、運がいいのかなんなのか・・・。まぁ、登山自体を楽しめたので良かったです。
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。