暑さ通り越して爽快 真夏の男体山

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投稿者
るんちゃん(おとな女子登山部)
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日程
2019年08月08日 (木)~2019年08月08日 (木)
メンバー
単独
天候
晴れ
コースタイム
二荒山神社中宮(30分)三合目(15分)四合目(60分)瀧尾神社(45分)二荒山神社奥宮 下山ピストン100分
コース状況
・午後は雷が鳴りゲリラ豪雨となりやすいので、なるべく昼までに下山するのがおすすめです。五、七、八、山頂に簡素な避難小屋があります。トイレはなし。
・神社を抜けて階段が終わると笹が生い茂る湿った土の道が始まります。滑りやすいので下りは注意が必要。三合目から四合目までヘアピンカーブの舗装道路を歩きます。四合目上部から岩場となるので、混雑時は落石を起こさないよう注意。
・二荒山神社で入山料500円を払い記名してから出発となります。トイレは神社の外、第2駐車場の隣です。駐車場は無料、自販機あり。
難易度
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感想コメント

 日光男体山、以前から登りたい気持ちはあったのですが、その前に立ちはだかる難関・いろは坂を運転する自信が無く、長いこと行くのを躊躇っていました。しかし地図をよく見たらどうやら一方通行、天気の良い日なら私でも行けるかもしれないと思い、わざわざ猛暑の日に出かけてきました。
 問題のいろは坂、やはりRのきついカーブの連続でしたが、落ち着いて慎重にハンドルを切り進めて行くと思っていたよりも早く中禅寺湖に到達できました。二車線で安心、朝の空いている時間であれば問題なく通過できます。いろは坂、恐るるに足らず。でも冬は絶対に行きたくないです。
 
 男体山はきついと皆が口々に言うので、この暑さの中で熱中症にならないようペース配分に気を配りながら登りました。神社を抜けて、朝の凛とした笹の森を目覚ましがてら登るとじっとりと汗が。そのまま四合目まで立ち止まらず、平らな舗装道を歩きながらおにぎりを食べたり水分補給したり。この車道歩きが私にとってはありがたく、急登を前に火照った体を冷やすことなく体力を温存できました。
 四合目の鳥居をくぐると後はひたすら登り。たまに振り返ると青い中禅寺湖。踵を返してまた登り。水分、塩分をこまめに摂りながら上へ上へ。気が付くと岩を攀じ登り。八合目の白い鳥居をくぐったところで赤茶けた土が現れ、ガラッと雰囲気が変わりました。
 火山らしいゴロゴロした大岩を眺めながら、踏ん張りの効かない砂礫の道を一歩また一歩。疲れた体にはなかなか堪えます。前方に立派な二荒山の神様が見えたところでようやく山頂。苦しみから解放されました。
 眺望絶佳の山頂を一頻り遊んでから下山。雷が近付く前に駆け下りました。そしてトレッキングポールを忘れたことを後悔しました。膝は大事にしなくては。反省。

 下山後は華厳の滝や東照宮を巡りたかったのですがどこも大混雑。夏休みの親子連れや多くの外国人で賑わっていたので残念でしたがスルー、いろは坂を来た時よりも慎重に下って繁華な街から早々に離脱しました。少し外れの日光温泉保養センターの熱~い湯に浸かっていた所で雷がどんがらがっしゃん、突然のゲリラ豪雨。下山中にすれ違った登山者が気がかりでしたが、雨が止むまでゆっくりと過ごさせてもらいました。

 今回いろは坂は攻略できたので、次は買い忘れたバッジ回収と寝袋を持って女峰山縦走を企ててみたいです。

フォトギャラリー

男体山といえばこの白刃。

朝の二荒山神社。よし、午前中はもちそうだ。

ご神体登らせていただきます。

下りで何回か滑りました。

この道路歩きはもぐもぐタイムに最適。

四合目。ここから本格的な登り。

全身使って登ります。

振り返れば青い瞳。

八合目。岩登りはここまで。

空が近づいてきました。

景色が一変。赤い惑星。

あれが噂の。

シンボリックでキレイです。

縦走欲掻き立てられます。

面白い画が撮れました。

かわいいエーデルワイス。ミネウスユキソウ。

抹茶ベーグルを噛みしめて。

のどかな夏の戦場ヶ原。

このダケカンバも印象的でした。

神聖な雰囲気。中禅寺湖への誘い。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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