剣山～次郎～一の森（1955m)　快晴の秋空縦走　リハビリ登山７４（徳島県）

所要で四国帰省、天気が良いので早めに起きて剣山に行ってきました。

高松からは往復170kくらいで、見ノ越までの七つあるヘアピンカーブの運転が核心です。平日なので、道が非常に空いていて、運転が苦手な自分にはありがたかったです。

今回は周遊コースで、先に大剣神社から次郎笈、剣山、一ノ森、行場に下るルートをとりました。

大剣神社から次郎笈の道は一部崩れておりましたが復旧しておりました。
大剣神社で（50回以上きてますね笑)（悪縁を経ち、良縁を結ぶとのこと)しっかり御参りいたしました。

次郎笈の稜線は四国の山でも、美しき稜線です。
わりと登りはきつめです。
平日ですが、数名山頂で、絶景を見ながら休憩されておりました。
剣山への登り返しも、まずまずあります。
山頂は、北の矢筈山系、南の高知の山々、絶景です。
のんびり珈琲を頂きました。車にブドウを忘れ、少し残念でした。

展望台から一ノ森登り返します。
一ノ森からの、剣山、次郎笈、三嶺の展望が
深田さんが好きだったそうです。深田氏は貞光からのルートが雨で登れず、祖谷川から入り、剣山から一の森、穴吹川に下るコリトリルートで下山しております。今では簡単にリフトで登れますが、昔はなかなか厳しいルートです。天狗岳～三嶺～剣山、四国のゴールデントレイルを歩いていただきたかったですね。(笑)　登山口に戻るのが今でも大変ではあります。

行場への道は、夏の花が残っておりました。レイジンソウ、カニコウモリ、ヒメフウロ、タカネオトギリ奇跡の夏の残花です。
人気のない行場は少しおどろおどろしかったです。行場の鎖場だけ、ミヤマダイモンジソウが咲き誇り、霊気を感じました。

下山ご友人と合流、讃岐名物「一鶴」にて久しぶりの骨付き鶏にかぶりつきました。

リハビリ登山第一回目が剣山から次郎笈でした。
全く荷物がもてず、甥っ子君に全て持って貰った登山から1年、運転してこの場所にこれてよかったなと感慨深い想いでした。コルセット登山、怪我から三カ月半には次郎笈の急登り今にして思えば、きつすぎたような気がします。

素晴らしい展望と稜線美に、やっぱり山は良いなぁと剣山に癒された登山でした。