ドロミテクライミングツアー⑥ 1st セラタワー Via Steger

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投稿者
つじまい(おとな女子登山部)
日程
2019年10月01日 (火)~2019年10月01日 (火)
メンバー
天候
晴れ
コースタイム
アプローチ20分
コース状況
Google Map
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感想コメント

ドロミテ最後の日。
観光かなと思っていたのですが、天気も悪くなかったので、マルチピッチに出かけました。
中6日間ありましたが、毎日天気がよく今回はツイてました!

セラ峠の駐車場からは少し歩いてゆきます。
セラタワーは3つの岩峰からなり、一番背の低いファーストセラに登る事にしました。
全6ピッチ、ピッチグレードはⅣ+

取付きがよくわからなかったのですが、適当に登れそうなところを上がり、ロープいっぱいになったところで1ピッチ切りました。
もう1ピッチ登り、少しトラバースしたところで残置支点を発見。
そこから垂直の凹角を登っていきます。Ⅳ-のグレードでしたので少しナメてましたが、
カムをほとんど使い果たし、めちゃくちゃがんばってオンサイト。
こわかった~。

ここでわたし、全力を出してしまったので、残りの3ピッチをフォローで登りました。
核心はかなりの高度感の中、持ちにくいホールドで保持しなければならない感じで、おもしろかったです。
ジャミングも使います。

山頂は、分厚い本が置いてありましたので、私も足跡を残していきました。
クライミングで登ってきた人にしかたどり着けない場所です。
ドロミテツアー最後のいい思い出になりました。

お隣のセカンドタワーには、アプローチシューズでサクサクと登っている強いクライマーがいました。
かっこいいです。
下降は、壁を回り込んでスポートルートの方から2回の懸垂下降で道まで下りることができました。

ドロミテはクライミング天国で、敷居が低いのが素晴らしいなあと思います。
日本では独特のローカルルールがあったり、スタイルや価値観の違いで登りづらさを感じることもありますが、イタリアでは自由でした。
クライミングが特別なことでなく日常の中にあり、みんな楽しむためだけに登っていました。

また、イタリア人は真面目に仕事をしないというイメージがありましたが(ごめんなさい)、彼らは休むときは休み、仕事するときはしっかりやる、合理的なんですね。
たくさんの登山用品店にも行きましたが、かなり商売意欲が高く散財してしまいました(笑)
学ぶことが多かったです。

一生に一度は行っておきなさい、と私にドロミテをすすめてくれたのはグラビティのお客様だったのですが、本当に行ってよかったです☺

Grazie!!!

フォトギャラリー

セッラタワー

ハイキング

エーデルワイスまだ咲いてました

2ピッチ

4ピッチ

5ピッチ

駐車場が見えます

最終ピッチ

山頂に本がありました

書いときました!

真っ黒!

お隣のタワーにもクライマーがいます

懸垂×2

核心ピッチがんばってます!

Arrivederci~

私のギアたち

セルバの町

最後のディナーも

ピッツアで!

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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