昇仙峡

紅葉狩りと甲斐善光寺の拝観を兼ねて甲府の昇仙峡に行ってきました。
新宿バスタから甲府までの高速バスが、平日割りで往復3200円と破格だったので即決。ネットでログインすればスマートフォンで購入、チケットレスで乗車できるので直前でも手軽に予約できます。
当日は事故渋滞で予定していた路線バスには乗れませんでしたが、午前中は40分に1本くらいの間隔で発車していたので次のバスに乗車しました。
昇仙峡口バス停で降りて歩いても行けますが、滝上バス停まで行って上から下っていくだけのより楽なコースを選んでみました。滝上の周辺はワインの販売所や土産物屋などがあり観光地感満載です。レストランもありいろいろ観光が楽しめます。道なりに歩いて階段を下りていくとすぐに仙娥滝に出ます。これは地殻の断層によってできた高さ30ｍの滝で、水量も多く迫力があります。眺めていたら雲の隙間から太陽が覗いて、空中にわずかな虹ができていました。
この仙娥滝が遊歩道の入口になっていて、滝の向こうは渓谷沿いに舗装路が続き、長潭橋まで気軽にハイキングが楽しめます。奇岩で有名ですが、独特の形をした覚円峰は、その昔、覚円が頂上で修業したと言い伝えられているそうです。
コースの途中にはお茶屋や宿があり、休憩もたくさんとれるので無理なく歩くことが出来ると思います。我々は秘仏峰ノ薬師御開帳中の甲斐善光寺へ寄るためにどうしても13：51のバスに乗りたかったので、天鼓林から先は小走りで歩き、かつ写真も片手で撮るという20分間で、ものすごく疲れました。本来であればこのあたりは、石が何に見えるのか考えながら歩くところですが・・・。
帰りは善光寺から高速バスに乗りましたが、善光寺周辺にはコンビニなどはなく、物産センターでワインや日本酒を購入しました。
バス停の裏の民家にノラ猫が3匹うろうろしていてバスを待つ間眺めていたら、自転車に乗ったおばさんがエサをあげに現れたので、この家の人かと思っていたらすぐに去っていきました。おばさんが去って5分くらいすると自転車に乗ったおじさんが現れ、やはり猫にエサを置いてすぐに去っていきました。しっかり時間差になっていたのでお互い領分があるのだろうと友人と話しながら、丸い体の猫を眺めました。