みんなでトコトコ山行脚　金剛山（大阪府　1125m）編

・帰省ついでに山に子供を連れていく。ただ「山に行く」では嫌がるかも・・・。という事で「山に登って雪遊びをしよう！！」と題し、金剛山へ行くことにしました。冬の大阪の風物詩ですしね。

・車を走らせ峠道に入っても雪が無い・・・。まぁ、その方がノーマルタイヤの車としてはありがたいけど、それを見越して昼くらいに着くように時間をズラしたけど、山に雪が無いのはつまらない。というか、今回は困っちゃうんやけど・・・。

・ロープウェイの駅に一番近い駐車場まで行って車を停め、まずは久留野峠を目指します。が、登山道にも雪が殆ど無い・・・。既に子供が文句を言い始めだした・・・。「上にはあるから～。」でとりあえず誤魔化すが、今年の暖冬のひどさをまざまざと思い知りました。

・途中、霜柱や野鳥、ちょっとの雪で子供の気を惹きながら久留野峠に到着。やっと雪がちょっと積もっている程度ですが、雪を殆ど見ることの無い子供には大きな刺激になった様子。子供と行く登山はこういう反応が新鮮なので本当に面白いですよね。

・テンションの上がった子供に引っ張られ、中々のペースで先に進みます。まぁ、金剛キャンプ場にいつもある集められた雪山でしばらくは遊ぶだろうからちょうどいいかなと思っていたのですが、眼前に飛び込んできたのはまさかの茶色いスペース・・・。「えっ、なんで全く雪無いの・・・。」しばし呆然としてしまいました。とりあえずここでいったん休憩です。

・リスタートして山頂を目指すも全く積雪は無く、結局アイゼンを一度も装着することなく葛木神社に到着。子供はというと、ちょっと憮然としてはいるものの、山頂に着いた満足感か不機嫌にはなっておらず一安心。いやぁ～、想定外やったわ～、この雪の無さは・・・。

・山頂広場に到着して更にビックリ！この時期に山頂にも一切雪がないっ！！ウソみたい・・・。もう雪遊びは一切諦めてもらわないと・・・。とりあえず昼ごはんを作ることに。大好きなラーメンで目先を変えるしかない・・・。と、食事の準備をし始めたら、なんだか見た顔がいっぱいこっちへやって来る。全くの偶然ながら山仲間も来ていたらしく、ちょうど下山し始めるところだった様子。いやぁ～、世間は狭いです。

・食事で期限がなおった子供と一緒に山頂で記念写真を獲ろうとしたら、なぜかワラワラとたくさん人が集まってくる。しかも集団ではなくバラバラで。なぜ！？と思っていたらカウントダウンが始まった！？どうやら、2020年2月2日2時だったらしい。各々のイベントみたいな感じで定点カメラに映り込もうとしていた様子。ちょっと時間をズラシて写真を撮り、下山することにしました。

・下山は元気いっぱいの子供の独壇場です。が、伏見峠の先にある念仏坂だけは要注意。もし凍結してるのに走り下りて滑りでもしたらシャレにならんケガをするかもしれないので、ここだけは先行して走り出したら止める作戦に。子供は怖いもの知らずだから気を使います。

・なんだかんだでけがもなくのんびり登山を楽しんで下山。一応満足してくれた様子だったので良かったよかった。今度はしっかりゆきのある山に連れて行ってあげることにします。



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