御在所岳　中尾根　＆　うさぎの耳

新しく購入したジャミンググローブを使ってみたくて御在所岳に行ってきました。
前から行ってみたかった中尾根へ。

一の壁とバットレスを経由して、ルンゼに入り、トラバースしながら基部へ。
同行者は２～３回行ったことがあるそうですが、間違えながらP４の取付きにたどり着きました。
アプローチが難しいです。

天気があやしいですが、準備をして１ピッチ目は私のリードで。
Ⅳ級のクラックですが、ほとんどがカムでプロテクションをとるので、楽しいです。
チムニーが狭くてザックを背負っていると厳しいとの噂でしたが、女子は多分大丈夫です。
２ピッチ目は、フォローでしたが、快適でした。

P３は、いったんクライムダウンしてからⅣ級を登るようですが、向かって左にそそりたつ垂直のクラックを見て、一目惚れ。どうしてもこれがやりたいと思いました。
パートナーに聞くと「ツルムクラック5.10a」とのこと。
フォローで登らせてもらえることになりました。
必死でトップアウトしましたが、もう少しクラックがうまくなったら、リードでトライしようと思います。

ツルムのコルへ懸垂で下りると、雷雨となり、P2の取付きのハングの下で雨宿りしました。
１時間くらい待ちましたが、岩も濡れてしまったし・・と下山。
すると、太陽がでてきました。泣

気分をいれかえて、今まで前を通るだけだった「うさぎの耳」へ。
いちばん自然で、かっこいいラインの「ウェイクアップ5.10-」をパートナーがリードで行きました。
カムは1番～3番まで２セット、0.5、0.75、4を１セット持っていきました。
見た目よりもずっと難しく、中間部でとても苦労しスリングをつかんで上がりました。
私の腕が終わりを迎えたので、ここでクライミングは終了となりました。

御在所岳は魅力的な素晴らしいエリアで、何回来ても飽きません。
毎週通いたいくらいです。