大分県「鶴見岳(1374.5m)」~海の見える縦走路~
- 投稿者
- 秋山 克史
- 日程
- 2011年12月27日 (火)~2011年12月27日 (火)
- メンバー
- 秋山(太宰府)、他3名
- 天候
- ☀晴れ 気温3-5℃
- コースタイム
- 登山口(90分)大平山(150分)内山(70分)⇒
⇒鞍ヶ戸Ⅱ峰(60分)鶴見岳(90分)旗ノ台鳥居
- コース状況
- ■登山口~内山
登山口がやや分かりにくい。山と渓谷社の「分県登山ガイド」に説明あります。
大平山(扇山)までは別府湾の展望が素晴らしい。ただしかなり急な登り。
内山までは一転、やせた尾根や岩場を時にロープを頼りにしながら高度を稼ぐ。
積雪時は特に注意が必要。内山に登ると正面に由布岳がどーんと姿を現す。
■内山~鞍ヶ戸~鶴見岳
内山から舟底と呼ばれる鞍部まで急降下、そして鞍が戸まで急上昇。
どちらも枯れ草の下に隠れたぬかるみに気をつけないと、かなり滑る。
そこから鶴見岳まで特に危険箇所はないが、一箇所はしごあり。
- 難易度
感想コメント
海を見下ろす縦走路・・・なんというRomanticな響き・・・!!!
屋久島、伯耆大山、雲仙など、海を見下ろす山はとにかくいい!
今回は九州有数の温泉の町別府と、それを囲む別府湾を臨む鶴見岳を、ちょっと遠回りに目指します。
はじめは草原の広がるなだらかで気持ちのよい山だとばかり思っていましたが、次第に
急坂にぬかるみ、岩場にロープ、やせ尾根に残雪(これがまた滑りやすいのです)と意外にバリエーション豊富な山でした。
最後のピークの鶴見岳はロープウェイがあり観光の方もたくさんいらっしゃいました。
しかしここまできてロープウェイ(RopeWay)など、ザイルならともかく~など言いながら、どや顔で下山しましたとさ(笑)
下山口から登山口まで祖母山同様に少し距離がありますので、折り畳み自転車があると大変便利です。
しかし道幅が狭い為、通行に注意。大型車がびゅんびゅん来ます。
★おまけ
さて、鶴見岳は霧氷の名所としても有名であり、寒波の最終日ということでそちらも期待していたのですが、
今回は気温はこそ申し分なかったものの、天気が良すぎたようで見られませんでした。
なかなか難しいですねー。霧氷の見られる条件としては以下のようなものがあります・・・
①冷え込むこと。鶴見岳なら平地で最低気温5℃以下が目安です。寒気の到来時がチャンス!
②霧が出ること。冷え込んでも晴天では見られません。ムシのいい話ですがこのときばかりはガスを祈りましょう。
これから冬本番ですから、まだまだチャンスもあると思います。アイゼンもって出掛けてみよう!
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。