赤谷川本谷(ドウドウセン)

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投稿者
高野 優
池袋西口店 店舗詳細をみる
日程
2020年08月25日 (火)~2020年08月26日 (水)
メンバー
高谷
高野
天候
コースタイム
8/25川古温泉(2.5h)赤谷川本谷入渓点(15min)マワット下のセン(15min)マワットのセン(2h)裏越しのセン(1.5h)ドウドウセン取付き(3h)ドウドウセン上の河原BP
8/26ドウドウセン上の河原BP(3.5h)オジカ沢の頭下稜線(1.5h)万太郎山(45min)毛渡乗越(1.5h)渡渉点(2h)川古温泉
コース状況
水量少なく、水温も高かった。
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感想コメント

自分の中で「遡行すべき沢」の一つであった赤谷川本谷。
パートナーと天候に恵まれて、無事遡行する事が出来ました。

ポイントとなる各滝(滝=セン)ですが、「マワット下のセン」・「マワットのセン」は基本的に1ピッチで抜ける事が出来ます。私はラバーソールでしたので「マワットのセン」でワンポイント、ヌメリが気になり、滑落を恐れロープを出しましたが、パートナーはあっさり超えていきました…。
「裏越しのセン」は5ピッチ、今回は水量が少なかったので渡渉した後も、極力リッジ通しの乾いた岩にラインを取り、水線に近いポイントを通過できました。
巨岩帯の通過は気温が高いと体力を消耗させられるポイントになるでしょう。

「ドウドウセン」の前衛滝7mですが、抜け口がやや悪いですが問題ない範囲だと思います。
抜け口のクラックに折れたハーケンの後が見られました。(ここにキャメロットC3の0番(緑)がギリギリ入る。)
「ドウドウセン」は思ったより短かかったというのが正直な印象です。
よく登られている1ピッチ目ハンドトラバース~2ピッチ目水線に近いエイドのクラックラインを登る予定でしたが、弱点ならぬ強点を突くラインに見え、今回は滝のやや手前、左岸の岩場(約30m)を登り、草付きを(約55m)トラバースして2ピッチ目終了点に合流するラインで登りました。
2ピッチ目終了点から15m程登ると比較的顕著な踏み跡となったため、しばらくトラバース気味に登って行くと上部の平坦な河原が眼下に見え、ドウドウセンは終了しました。
河原に降りる際は、クライムダウンも可能でしたが念のため1ピッチ懸垂下降しました。
この辺りのライン取りは遡行者の感性やこだわりの世界になってくるかと思います。
上部はに行くにつれて薪が少ないという情報があったので、ドウドウセンすぐ上の広い河原を幕営地としました。雨にも降られず快適なビバークサイトでした。

2日目、沢が左の折れたところで、7Mの滝。苦労したという記録があまりありませんでしたが、滝のすぐ手前から右岸より取りつきましたが、傾斜もありちょっと緊張しました。ロープを付けた方が安心です。
その後は広い河原歩きとミニゴルジュ帯の楽しい泳ぎで通過。詰めは可能な限りオジカ沢の頭にダイレクトに詰めたかったですが、藪漕ぎが面倒になり、すぐ横にある登山道にトラバースして終了しました。

猛烈な日差しを受ける稜線を歩き、毛渡乗越から渡渉点へ向けて下降します。ここの道は迷いやすく注意が必要との記録が多かったですが、確かに上部は踏み跡が不明瞭で非常に分かりにくかったです。下降すると共に明瞭になっていきましたので、下り初めは慎重にルートファインディングした方が良いです。
決して沢伝いに降りないことが重要です。
渡渉点まで降りたら、前日歩いた林道を戻るだけです。
渡渉点から金山沢出合いまでの林道はやや荒れており、滑りやすいトラバース斜面が多く滑落に注意が必要です。

フォトギャラリー

ドウドウセン。

赤谷川本谷入渓点。

マワットのセン。ラバーソールはワンポイントのヌメリが怖かったです。

裏越しのセン。猛暑で水量少な目です。

セオリー通り、右壁バンドから。

滝上の渡渉も水量少なく難なく越えられました。

ここを左に曲がるとドウドウセン。

休憩&作戦会議です。

右壁を登り、トラバース気味に滝を越えました。

2ピッチ目ビレー点より。

最狭部。

ちょっとわかりにくいですが、写真右が下流部。水は岩の下から流れていくようです。

ドウドウセン終了。穏やかな河原に出ます。

ドウドウセンすぐ上の河原が絶好のテントサイトです。

のんびり焚火。

広い河原を進みます。

解放感。そして暑い。

オジカ沢の頭にダイレクトに抜けようと試みましたが、藪漕ぎが面倒になり断念。

登山道にトラバースして遡行終了です。

天候にも恵まれ楽しい沢旅でした。

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