ひとりでトコトコ山行脚 高妻山(長野県 2353m)編
- 投稿者
-
渡部 嘉章
グランフロント大阪店
- 日程
- 2020年10月05日 (月)~
- メンバー
- グランフロント大阪店 渡部
- 天候
- 曇り後晴
- コースタイム
- 戸隠キャンプ場駐車場>15分>登山口>40分>滑滝>7分>帯岩(不動滝)>5分>氷清水>15分>一不動避難小屋>65分>五地蔵山>5分>六弥勒分岐>35分>九勢至>50分>高妻山山頂>35分>九勢至>40分>六弥勒分岐>50分>ブナ仙人>20分>弥勒尾根登山口>5分>登山口>15分>戸隠キャンプ場駐車場
- コース状況
- ・コースはしっかりしていますが、滑滝や帯岩付近は歩行に注意が必要です。
・結構なロングコースです。一不動避難小屋から先も登りが続きますので、早めの出発をオススメします。
・駐車場付近にお手洗いや自販機などが有ります。水場は「氷清水」が有りますので補充は可能です。
- 難易度
感想コメント
何とかとれた3連休を有意義に過ごす為、「紅葉名山巡り」を決行する事に!ずっと行きたかった高妻山、巻機山を目指します。
・まずは高妻山。以前に登った戸隠山と同じ登山口なので、戸隠キャンプ場の駐車場へ。残念ながら到着時は雨です・・・。
・そぼ降る雨の中準備をしていたら、何とか雨は上がってくれましたが目指す方向は真っ白なガスの中・・・。ちょっとテンションが落ちます。
・牧場の中を抜け登山口へ。ヌルヌルになったコースを滑滝を目指して歩きますが、時折本降りレベルの雨が降り出すので結構冷えます。
・前回はおおっ!と思って登った滑滝でしたが、2度目なので、ふぅ~んっといった感じ。それでも足元には注意して登ります。
・滑滝を過ぎると今度は帯岩(不動滝)が現れます。景色も良いこのエリアですが、登山道が細く、足場もあまり良くないので注意して進みます。鎖場を通過して急な登りに入りますが、途中に「氷清水」という水場が有るのでちょっと休憩。
・リスタートして急な登りを詰めると一不動避難小屋に着きます。ここも休憩適地です。ここが戸隠山方面との分岐になっています。
・一不動からは順に数字と仏様の名前が付く場所が現れます。少しずつ表れ始める紅葉した木々を眺めながら緩やかな登りを進み、五地蔵山に到着。紅葉がキレイな場所でした。
・五地蔵山から5分で六弥勒に着きます。ここが別コースの分岐になっています。一旦下って登り返していきますが、ここから九勢至までの区間は結構急登になって行きます。結構な距離を歩いた後にガスガスの中を歩いているとかなりキツい・・・。
・殆ど展望が得られないまま進んできたコース。ため息ばかりでしたが、ここで奇跡が起こります!急登の途中で風が強くなってきたとは思っていたのですが、上空にほんの少しですがうっすらと雲の切れ間が出てきていました。そして九勢至でなんと晴れ間が!遠くの方で歓声が上がっているのが聞こえてきます!
・岩場を抜けるようにして山頂へ!全く見えていなかった乙妻山も姿を現し、山頂に着くころには素晴らしい青空が上空に広がってくれました!!戸隠山方面は秋の山色に染まり、非常にきれいな光景です!来て良かったぁ~!!
・山頂で昼食を摂り、展望を満喫して下山するか乙妻山を目指すか検討。明日以降の計画と少し乙妻山に雲がかかり始めたので下山に決定。満足して頂上を後にします。
・緩やかな秋風をうけながらゆっくりと展望を楽しみながら下って行きます。やっぱり青空の下を歩くのは楽しい!この幸運を実感しながら六弥勒の分岐を目指して行きます。振り返ると既に高妻山は雲の中。絶妙なタイミングで登頂できて本当に良かった!!
・六弥勒から急な下りを経て樹林帯の中へ。眼下にはガスが広がった幻想的な光景が展開されていますが、そこは視界不良の山下りが続くことが分かっているのでややげんなり。まぁ、この程度は仕方ない。
・豊かな森の中を緩やかなアップダウンを繰り返しながら進みます。陽射しの差し込む中の樹林帯歩きは気持ちのいい森林浴コース。当初想定していたガスも無く快適に下って行けます。
・もう少し歩いていくと牧場に出るかなぁ~と思い始めた所で頭上は真っ暗、前は真っ白のスタート時の状況と同じ感じになってしまいました。コースを下り切って牧場を抜けていく頃には小雨交じりの天候に。それでも既に危険度も無く、迷う事もない場所なのでここは安心して駐車場へ。いやぁ~、色々あったけど楽しい登山でした!さぁ、明日は巻機山だ!!
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。