御在所岳　藤内沢（三重県）

今回は冬の藤内沢から御在所岳に行ってきました。
このルートから登る場合、ピッケルとクランポンは必ず必要です。

同じ御在所岳に登るルートでも、裏道登山道から御在所岳に至るルートから登った場合、
積雪はありますが、ピッケルやクランポンを有効に使う場所は出てきません。

しかし、藤内沢から３ルンゼを経て御在所岳に抜けるルートでは、クランポンの前刃を雪面に効かせたり
ピッケルをピオレトラクション（アイスクライミングの時の持ち方）で持ったりする場所が
何か所も出てきます。
冬山初心者に経験者がピッケルやクランポンの使い方を教えたり、
逆に経験者は、初心者の安全をどのように確保しながら登るか考えたりと
発想次第で様々なトレーニングの場、レベルアップのルートとして活用出来ると思います。

山頂付近は霧氷になっており、写真愛好家の方々が美しい眺めをフィルムに納めていました。
もし疲れてしまった時は、ロープウェーを使って下山出来ます。素晴らしい！ロープウェー最高！
しかし、山本店長曰く
「結局、下の駅からゲート前の車まで結構歩くから、時間的には裏道登山道を下りるのと変わらない」
そうです。そのため、帰りは裏道登山道から下山しました。

浜松からでも２時間半で行ける御在所岳、おススメの山です。