ひとりでトコトコ山行脚 龍門岳(奈良県 904m)編
- 投稿者
-
渡部 嘉章
グランフロント大阪店
- 日程
- 2021年05月04日 (火)~
- メンバー
- グランフロント大阪店 渡部
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 駐車スペース>10分>龍門の滝>30分>「龍門岳0.75㎞」の看板>30分>龍門岳山頂>22分>「龍門岳0.75㎞」の看板>22分>龍門の滝>10分>森林セラピーのエリア>5分>駐車スペース
- コース状況
- ・整備されていて歩きやすいコースです。渡渉ポイントが多いので、増水時には足元に注意して下さい。
・「龍門岳0.75㎞」の看板付近から急登が続きます。足元は悪くありませんが、ゆっくり気を付けて登ってください。
・駐車スペースは4台程度です。ここにお手洗いが有ります。
- 難易度
感想コメント
・緊急事態宣言の中、大阪府下の山は駐車場がクローズされ、電車での移動を控えた上で行ける山がなかなか見つけられない・・・。では、車でしか行けず、登山者が少なそうな山を探してみました。その中で見つけたのが龍門岳。
・龍門岳は奈良県の津風呂湖に近い山で、近畿圏にある数少ない「日本300名山」ですが、あまり登山ガイド本に載っていない山。早い時間に登り始めれば「密」にはならないだろうと踏んで行ってみました。
・まず、駐車スペースにたどり着くのに迷う・・・。細い道に入っていくと看板が有り、一安心。更に先に進むと駐車スペース&お手洗いを発見。ここが登山口になっています。
・沢の音を聞きながら緩やかな登りを進んでいきます。最初は作業車が入れる林道なので、少し気分がノッてこない中、目の前を鮮明なブルーの物体が!なんとヤマセミ!!対馬の洲藻白嶽以来久々に見ました!!!これで一気に気分がノッてきました。
・少し歩くと沢沿いのコースと二股に分かれる箇所がありますが、まずは登山道へ。先には「龍門の滝」があり、指標の手前に滝の前へ下りることができる道が有ります。ちょっとだけ寄り道してからコースに戻ります。
・沢を何度か跨いでいくと前方に堰堤が有ります。堰堤の上は平らかなスペースになっていて休憩適地。まだ、疲れてもいないので先に進みます。
登り始めから40分位経った辺りからやや登りが緩やかな登りから一気に急な登りになって行きます。今までの行程が楽過ぎたが故に、まだまだ楽勝気分でしたがこの急登が長い!樹林帯の中を延々登って行きますが、結構寝不足が響いてキツイ・・・。
・30分ほど登って行くと平坦な箇所が出てきます。ここまで来るとあと一息で山頂です。山頂には祠と一等三角点が有りますが展望はありません。展望を求めて先に進んでみましたが結構歩かないと行けなさそうだったので山頂へ引き返し、ちょっと休憩。
・下山にかかると急な坂の長さが一目で分かります。でも、足場は悪くないのでのんびり下ります。所々、樹林帯の切れ間から微かに津風呂湖が見えますが、全景は見ることができません。
・下りきるとなだらかな森林浴コースですので、沢を跨ぎながら鳥の鳴き声を楽しみ、もう一度ヤマセミに会えないかと期待しながらノロノロ歩きます。
・結局ヤマセミには会えずに龍門の滝まで下りてきました。その先にある二股の分岐を沢沿いにちょっと寄り道。キレイな沢の水に緑が映り込みいい感じ!しばらく沢の音と鳥の声の二重奏をおにぎりを頬張りながら楽しみました。
・登山口の手前に気になっていた不思議なエリアが有ったのでここにも立ち寄ってみました。手作りのハンモックがたくさんあります。どうやらここで森林セラピーが時折行われいている様です。ちょっとハンモックに寝ころばせて頂くと、これがまた!すごくいい感じ!!思わずウトウトしてしまいそうになりました。癒しの空間でした。
・一番乗りで登りましたが、途中3組7名の登山者とすれ違いました。G.Wのさなかなので少ない方だったのでは?早くコロナ感染が収束し、皆様が楽しく登山に行けるようになることを祈るばかりです。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。