津10山 鋭峰と岩稜の矢頭山

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投稿者
本田 康之
イオンモール各務原店 店舗詳細をみる
日程
2021年06月24日 (木)~2021年06月24日 (木)
メンバー
イオンモール各務原店 本田康之
天候
晴れ
コースタイム
矢頭の大杉(11分)不動滝(7分)椿小屋(27分)大日拝展望台(4分)風屋ヶ嶽(6分)御峰(31分)矢頭峠(12分)矢頭の大杉
コース状況
アプローチ
・マイカーは国道165号明神町西から県道15号・県道29号で君ヶ野ダムを抜け、山口で
 県道43号に入り、矢頭トンネルを抜けてすぐの矢頭中宮キャンプ場に進みます
・公共交通機関は近鉄久居駅から室ノ口まで三重交通バスがあります。ここから徒歩

①矢頭の大杉前に駐車場とトイレがあります
②矢頭峠方面に進むと登山道と林間コース(不動滝経由)があり、不動滝の先で合流する
③不動滝は三ノ滝8m(対岸に鏡滝10m)・ニノ滝5m・一ノ滝12mで構成されています
④一の滝手前で対岸に渡ると上部で登山道と合流します
⑤不動滝休憩所と椿小屋(林道との合流点)の東屋があります
⑥林道と交差し、堰堤を越えた後はひたすら急坂です
⑦牛ヶ獄から先はヤセ尾根になり不動ヶ獄・風尾ヶ獄と展望がない小ピークが続きますが、各々ロープが張られています
⑧御峰(最峰)からは南側の髯山の展望があります。その先、急下降して登れば最後のピーク地蔵峰になります。
⑨地蔵峰から杉林の急坂をぐんぐん下ると矢頭峠に出て、舗装路に変わります
(本当に急坂です)
⑩立ち寄り湯は一志温泉やすらぎの湯が550円(火曜休:10:00~21:00)
難易度
Google Map
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感想コメント

矢頭山(やずさん・730m)は津10名山の一つで牛ヶ嶽(大日拝展望台)・不動ヶ嶽・風尾ヶ嶽・御峰(最高峰)・地蔵峰の5峰からなるノコギリ状の山容を持ち、伊勢湾を行き交う漁船の目印にされ、津から松阪にかけてどこからでも望むことができる鋭い峰をもつ山です。奈良時代、役小角により開山されたと伝えられている。
おそらく周回する方の方が多いと思いますが、登って見てどちらから登ってもしんどいなというのが感想です。私は時計周りで登りましたが、こちらは最初に不動滝を経由しましたのでまずは涼みながら登ります。不動滝では岩肌に掘られたという仏像を見るのを忘れて後で後悔しました。一旦、林道をはさみ、尾根に移るとひたすら急坂が続き、途中から上を見ても先が見えないくらいの傾斜でトラロープも設置されています。ひたすら登って到着したピークは牛ヶ嶽(大日拝展望台)で、実はここからが本番。この先は小ピークを交えたヤセ尾根で鎖が出てきたりはしませんが、大きくアップダウンで風も吹かない暑い中、なかなか疲れさせてくれました。山頂ではようやく展望が開け、次の髯山が見えます。山頂からは下り一辺倒かと思えば、まだ小ピークのアップダウンがあります。しかし最後の地蔵峰からは怒涛の下りで先が見えません。これを上りで使うとどうなるのだろうかと思って振り返ってもやはり登りの先が見えません。なかなか厳しい山です。下部はヤセ尾根ではなく、道も悪くないので一気に下ります。下った感想ではここを登るのは辛いのでやはり時計回りかなと思いました。今日の山では一番、厄介な山でした。

フォトギャラリー

見えてきました矢頭山

矢頭の大杉

不動滝の一の滝と鏡滝

不動滝の三の滝

不動滝休憩所

林道を横切ります

ここから本格的な登り

急登です

つかの間の緩やかな登山道

また急登

牛ヶ峰到着

ヤセ尾根が続きます

風屋ヶ嶽

またまた急下降・・どこまで下るの?

岩場の登り

後で登る髯山

矢頭山最高峰・御峰

怒涛の下り

最後のピーク・地蔵峰

一気に下って矢頭山

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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