ふたりでザブザブ沢行脚 千石谷(大阪府 岩湧山エリア)編

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投稿者
渡部 嘉章
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日程
2021年07月30日 (金)~
メンバー
グランフロント大阪店 渡部
他1名
天候
晴れ
コースタイム
新関屋橋>12分>入渓点>65分>壊れかけの橋の下>30分>大滝>40分>新関屋橋
コース状況
・初心者でも危険の少ない沢です。荒れている箇所も有りませんでした。

・お手洗いは新関屋橋の駐車場に有ります。駐車料金は「登山です。」と申告すれば¥1,000です。
難易度
Google Map
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感想コメント

・折角の夏休みも遠出できない子供の為に、少し変化を加えた外遊びをと思い沢登りに。超初心者向け千石谷はうってつけです。

・いつもお世話になっている森林組合の駐車場に駐車し出発。新関屋橋の下にあるキャンプ場もいつもの夏より人出が少ない。駐車場もガラガラでした。

・10分ほど歩いて入渓点へ到着。早く沢へ入りたい!やっぱり夏は暑いですから。さぁ入渓だ!と、思ったところで足元を見るとチチタケ発見。しかもキレイな個体!!ひとりで興奮している私に子供の視線が突き刺さる・・・。すいませんでした・・・。

・雨が少なかったので水量が気になっていましたが、膝下位までしっかり流れが有り、問題無し。ザブザブと沢の中を進んでいきます。イマイチ乗り気じゃなかった感じの子供もやっと楽しそうな感じになってきました。

・最初の堰堤までは淡々と進みます。いくつか小滝が有る中で苦戦する子供を励ましながら突破。嬉しそうなやや興奮気味の顔が微笑ましいです。こういう顔が見たかったのでこっちも嬉しくなってきます。

・カエル、トンボを見つけては呼び止められるので、遅々として進まない行程・・・。でも、子供のために来たのだから我慢、我慢。水がキレイなので所々で浅めの沢に浸かりこんで楽しむのも一興です。

・大滝に近づくにつれ、やや水量が減ってきます。林道と平行になってきた辺りでもう一つ子供には難敵な小滝があり、ここでも頑張って小滝を突破する様をパシャパシャと写真に収めます。

・徐々に気温が上がってきたころに大滝に到着。もうここは「ニンニン修行」しかありません!子供に滝の下まで行ってみるよう指示するも、ビビッてしまって手前までしかいけず・・・。まぁ、仕方ないか。二人で胸まで沢に浸かりながらセルフタイマーで記念撮影して終了です。

・大滝休憩所付近で身体を拭いてから下山です。沢靴を脱いでローカットシューズに履きかえると、沢靴がボロボロになっていました・・・。まぁ、大分頑張ってくれたので仕方ない。やはり、道具のチェックは大事ですね。何事もなく終えられて良かったです。

・駐車場に着いて帰路につくと、子供はあっという間に熟睡。まぁ、沢は結構疲れますからね。いや、いい一日でした!

フォトギャラリー

大滝の下で!大満足!!

スタートはいつもお世話になっている森林組合さんの駐車場から。少しの間は車道歩き。暑い・・・。

入渓点の目印の橋。ここを渡って沢沿いへ。

入渓点に生えていた「チチタケ」。関東の一部地域ではマツタケより人気があるキノコだそうです。

さぁ、子供にとって人生初の沢登りのスタートです。楽しんでくれるといいのですが・・・。

最初の難所。ここは先に行った私が手を惹いて突破。ちょっとビビりが入ってたなぁ。

徐々に慣れてきた様子。

少し深い場所もへつってクリアを試みる。教えていないのに。やるな!

だんだん楽しくなってきた様子!

しばし休憩。荷物を下ろしたらすぐさま水遊びに興じとる・・・。まぁそうなりますよね。

徐々に小滝を越えて行くのもビビり感が無くなってきた。興味が出てくるとイキイキしてきますね。

どんどん進んでいきます。

イワタバコの花が咲いていましたが、子供は一切興味を示さず・・・。まぁ、そうかな。

橋の手前で座って待っていたので何事かと思ったら「お腹すいたし、遅いし!」とおしかりを受けてしまいました。

それでも頭にトンボが止まっただけで大はしゃぎ!機嫌が一気によくなりました。

透明度が高い沢ですが、大坂府なんですよねぇ~。自然ってイイですよねぇ~!!

お休み中のカエルさんを発見。アマガエルではないような大きなカエル。家に帰って調べるのも夏休みの宿題に活かせそうだねぇ~。

ゴールの手前にある廃屋が見えてきました。いよいよクライマックスです。

ゴールの大滝に到着。「ニンニン!ってやって来い」と言っても腰が引けて滝の真下には行けず。まぁ、まだまだ小学生だから仕方ないかな。

満足げな表情と「有難う!楽しかった!!」の言葉を頂き、個人的に大満足な気分で遡行終了です。また行けたらいいなぁ~。中学生になったら無理かなぁ・・・。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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