花の百名山 志賀高原 横手山 2305M、鉢山 2041M、志賀山 2035M、裏志賀山 2037M、(長野県)

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投稿者
木德 尚代
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日程
2021年08月27日 (金)~2021年08月27日 (金)
メンバー
天候
快晴
コースタイム
9:30 渋峠 ~  横手山 ~ 鉢山~ 四十八池~裏志賀山~ 志賀山~ 渋池 ~ ホタル温泉バス停 3:15 ~ 徒歩 ~ ホテル 17:00 
コース状況
整備された登山道と言いたいところですが、横手からの登山道は割とジュクジュクでどろどろ、避ける場所なく足首まで埋もれるくらいのドロドロ道もありました。

夏の高山植物、湿原の花、山野草が楽しめます。


熊出没地域です。

草津白根山までバスはありません。(登山禁止エリアのため)草津白根線 の最終バス地は渋峠までです。志賀高原山の家から渋峠、奥志賀まで一日1000円で長野バスが乗り放題です。(行しか乗りませんでしたが・・・)
難易度
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感想コメント

今回は長野に一週間研修でした。(PCR検査陰性での参加になります、ソーシャルディスタンスとっております)

中休みで「志賀高原」と「四阿山」に登りました。

花の百名山の志賀高原。
20万年前の火山でできた山です。
5万年前の火山で裏志賀山志賀山ができ、池が生まれたそうです。
もともとは「炭」の文化の発展した地だそうです。
湯田中、渋温泉、万座温泉、草津温泉に囲まれた、志賀の山の道も街道であったそうです。
ネットに出てこない歴史は、今回参加していた「志賀高原自然保護センター」(コロナのため臨時休館)の方から熱いお話を聞きました。
上信越国立公園の中でも今回歩いたルートは特別保護区になります。
原生林のエリアです。廻りは白樺、ダケカンバなどの二次林。
コメツガ、シラビソ、オオシラビソの針葉樹林帯があります。
志賀山は標高あ2036M、裏志賀山2037Mですが、ハイマツ帯がありホシガラスに会うこともできるそうです。この標高で森林限界に近くなる驚きですね。
奥志賀高原の「岩菅山」はイヌワシの生息域でもあるそうです。

まず「渋峠」までバスで下車しました。
国道最高峰 標高2,172m です。
すぐに「ニッコウキスゲ」が出迎えてくれました。「アキノキリンソウ」「アザミ」
「ヤマハハコ」などのお花畑です。
横手山の展望は素晴らしく、「横手山頂ヒュッテ」の日本最高峰のパン屋さんのパンをおやつに購入致しました。山の駅で購入した「巨峰ジュース」も非常においしく満たされます。ここからあまり人が入ってない道に入ります。「アサギマダラ」がひらひら舞ってます。
更に登山道に入ると、ここからどろどろ地獄でした。お花畑の天国からどろどろです(笑)
針葉樹の樹林帯は「コメツガ」が多くなってきました。
鉢山を越えると四十八池です。(バイオトイレ 一日200人 先着)
湿原の「モウセンゴケ」「ウメバチソウ」「イワショウブ」などが咲き誇ります。
裏志賀山までの登りはややきつめです。山頂にて「ハクサンシャジン」そして「大沼池ブルーが目の前に現れました。このあたりはガスッてなかなか見えないそうです。
絶景を楽しんだ後は志賀山先の休憩所で休憩を取りました。
渋池は移動する「浮島」が有名で「横手山」と池が絵になります。
前山湿原に下ってくると、横手山、熊の湯スキー場の展望が開きまた別の風景に変わります。ほたる温泉に下山の最後には「ヒヨドリバナ」のお花畑が広がり、「アサギマダラ」「クジャクチョウ」「ヒョウモンチョウ?」などがのんびり休憩をしておりました。
のんびりしていると一時間に一本のバスが行ってしまいホテルまで5.5Kウオーキングが待っておりました。夕刻は熊が怖いので舗装道を歩きました。「クルマユリ」「キバナオダマキ」にもあえてご機嫌で終了致しました。

最終日は研修終わった後「石の湯ホテル」にて夜「ゲンジボタル」に会うことができました。ゲンジボタル生息地として日本一の標高に位置するホテルです。お庭には「マツムシソウ」「シラタマノキ」「
真っ暗の中ヘッドランプは禁止です。だんだん慣れてきます。
8月の素敵なホタル観賞でした。

五万年前の新しい火山の土地とゆう概念が衝撃でした。
原生林の森と二次林の森。
現地の方に教えて頂いた、学び多き研修でした。

荷物が20Kを越えたのでカメラを諦めたのが心残りです。
 

フォトギャラリー

渋池と 横手山

渋峠

ニッコウキスゲ

横手山頂にて たまらなく美味しいブドウジュース

かわいらしいお花畑

タテヤマウツボグサ

コメツガの森

四十八池

大沼池ブルー

裏志賀山

アサギマダラ

ホタル温泉

クルマユリ 前日にカメラマンに囲まれてました

山の駅に情報満載です

蓮池 と 志賀山、裏志賀山

石の湯温泉にて

シラカンバの森

マツムシソウ

タカネサギソウ?

朝ご飯も美味しかったです

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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