群がる赤い羊を求めて、南沢山から富士見台の笹の稜線

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投稿者
本田 康之
イオンモール各務原店 店舗詳細をみる
日程
2021年10月29日 (金)~2021年10月29日 (金)
メンバー
イオンモール各務原店 本田康之
天候
快晴
コースタイム
ふるさと自然園第二駐車場(7分)南沢山登山口(55分)南沢山(22分)横川山(20分)湯舟沢山(44分)富士見台(65分)南沢山(55分)南沢山登山口(5分)ふるさと自然園第二駐車場
コース状況
アプローチ
・公共交通機関はJR飯田駅から飯田市コミュニティーバスで阿智村役場へ。阿智村役場か ら阿智村コミュニティーバスがふるさと自然園までありますが、本数が少ないです。
・マイカーは国道256号線沿いのふるさと自然園に入ります

難易度
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感想コメント

富士見台(ふじみだい・1739m)は中央アルプス南端の恵那山系にあり、ゆるやかに起伏する面積約1,000ha、一面に千島笹の生い茂った高原で南沢山にかけてこの笹が覆う稜線が続きます。富士見台という地名から富士山が見えるかと思われますが、ここから眺めることはできませんが、山頂に立てば恵那山、北アルプス、南アルプス、中央アルプスの360°の大パノラマが楽しめます。
笹の稜線なのであまり紅葉が見れなさそうですが、実は横川山から南沢山の長野県側斜面がその笹をバックにした紅葉が見られ、ここがよく見ると笹に群がる羊のように見えます。富士見台だけだと萬岳荘からすぐですが、今回は逆側のふるさと自然園から登りました。こちらからだと南沢山、横川山・富士見台と登りになりと山登りらしくなります。
下部は紅葉がちょうど見頃でカエデが本当にきれいでした。南沢山へは傾斜がゆるく、中間点前後の登り下りが一番、がんばりどころですが、それ以外は特に中間点の先はひたすらトラバース道で楽に山頂へ到着。なので南沢山は山頂というよりは高原の名前が正しいと実感します。ここから笹の稜線ですが、笹に霜が降りた状態がなんともいい風景でした。よく整備されているので笹が登山道を覆うことなく、快適に進めます。横川山を過ぎると、遠くに富士見台が見え、まだだいぶ登っていかないといけません。一旦、鞍部まで下がりきり、登り返すので結構、しんどいです。しかしこの登りの途中からが赤い羊の絶景が始まります。赤や黄色の樹木がバックの笹と調和して、パッチワークのようにきれいな風景です。残念ながらサイドの笹の背が高いのでいいように写真が撮れません。霜でビチャビチャになる勇気もないので笹を漕いで展望を求める勇気もないので何とかして数箇所で画像を収める他ありません。前方を見ると恵那山の大きな姿がどっしり構えていますが、こう見るとさすが百名山の雰囲気はあります。途中から見えていましたが、富士見台山頂からは雪のかぶった御獄や乗鞍がくっきり見えます。南アルプスや中央アルプスや穂高の稜線も雪で被っているのがわかります。今日は登山口が早朝の為、3℃ほどでしたのでおそらく10℃前後の気温でしょう。風も吹き、寒さを感じましたがきれいな秋晴れでよい山行でした。帰りはゆっくり紅葉を楽しみながら下山しましたが、さすがに霜はなくなっていました。
今日は久々に国道153号で名古屋まで帰りましたが、治部坂峠まで紅葉が最高にきれいでした。平日なのに周辺の蕎麦屋さんはどこも人盛りができていました。

フォトギャラリー

群がる赤い羊

南沢山登山口

中間点への登りがきついか?

上を見上げるとすばらしい紅葉

上部はトラバース道で快適

高原のような南沢山

笹原を横川山へ

南沢高原を見る

横川山

まだまだ遠い富士見台

光る笹原

きれいな笹原をいきます

湯舟沢山

紅葉真っ盛り

富士見台

富士見台から恵那山

中津川の町並み

遠く南アルプスを望む

赤い羊を眺める

ゆっくり紅葉散策しなが下山

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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