スタッフと勉強会！～日向山(山梨県)～

甲府岡島店のスタッフ実技講習、ということで行き易くて簡単な山をチョイスしたら日向山になった。仮住まいの家から1時間で到着って恵まれてるぅ！

晴天に恵まれ、実に登山日和。清々しいことこの上ない。

それぞれの車で集合したので、先ずは服装とパッキングチェック。鬼軍曹とお呼び下さい。

塩沢：「実は何回か山に行ってまして」
浅見：「ッッ！！？」

キレイなパッキングだった。鬼軍曹が出オチした。本日は落ち軍曹とお呼び下さい・・・。

気を取り直してスタート。歩きながら講習していくスタイルで、地図を片手に進む。

斜面に差し掛かったら、歩き方とストックの使用ポイントを勉強。

ワタクシは時折、「どっちに進むでしょう？」と質問をしながら。

「そっちじゃないですよ」
「おっと！」

夢中で進むとやってしまいがちな、進行先の確認。しかも日向山の場合、間違ったルートを示すものは棒切れが横たわっているだけという箇所が幾つかあるので、何かに夢中になっていると簡単に間違う。

計・画・通・り★

鬼軍曹復活。基本事項をさらった頃に、矢立石に到着した。

小休止を挟み、いざ山頂へ！

以前に登った際は矢立石に駐車したらしいが、その記憶との齟齬があるらしく、「こんなに遠かったかな」と小首をかしげる塩沢氏。そのボヤキは、かいた大量の汗がもたらしたものでありましょう。話しながら進んでいる関係で、スーパースローペースなのだから無理もない。

そうこうしているとクマ笹の一帯に出た。日向山の上部だ。地面は花崗岩の粒が混じり始め、山頂が近いことを物語っている。ガンバガンバと言いながら、その時は訪れた。

「山頂だああぁぁぁぁぁ！」
「空まで白くなくて良くなぁい！？」

そう、ガスが出始めていた。甲斐駒バアァーン！八ヶ岳ドオォーン！という予定が・・・。

まぁ、そんな日もあります。ばっかりとか言わないで・・。思い思いにパンなどで軽食を済ませ、30分ほど滞在。その間、塩沢氏ばかりに勉強してもらうつもりは無いので、個人的に「山座同定完了するまで下山できま10」を開催。尾根も含めてやってみたが、その尾根が難しい・・！！「その尾根と見なせる根拠は？」など、正確に読もうとすればする程にハマる。ぐぎぎぎ・・。

どうにかノルマを達成し、そそくさと下山開始。土道が膝に優しくて嬉しい。下りだしたらあっという間に駐車場に到着。まだお昼時だった。ちょっと早かったかな？

次はどの山に登れるかなぁと考えながら、白秋の道の駅でランチを戴いたのだった。