スタッフと勉強会Part2!~御坂黒岳(山梨県)~

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投稿者
浅見 直紀
さいか屋藤沢店 店舗詳細をみる
日程
2021年05月19日 (水)~2021年05月19日 (水)
メンバー
甲府岡島店 土屋、塩沢
天候
曇り/雨
コースタイム
スズラン群生地駐車場 →(25分)→ 黒岳登山道入り口 →(120分)→ 黒岳 →(70分)→ 黒岳登山道入り口 →(20分)→ スズラン群生地
コース状況
登山道入り口が不鮮明でわかりにくいです。地図で分岐や地形から判断し、道路右側を注視しながら歩くと良いと思います。
難易度
Google Map
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  • おとな女子登山部

感想コメント

スタッフ講習Part2ということで!簡単且つ行き易くて、ランドマークが欲しいよね!という趣旨の下!ワタクシが独断と100%の欲望で選んだのがこの山!黒岳!河口湖町にあるので御坂山塊の最高峰、ゆえに御坂黒岳とも呼ばれるこの山をチョイスしたのであります!!ここまで全部!で終わっていて見にくいでしょうが、意気込みの表れと思ってご容赦下さい!!何の意気込みかは不明ですが!


土屋店長をピックアップし、塩沢の兄貴が待ち受ける(集合早過ぎぃ!)スズラン群生地の駐車場へ。走っている間にガスが出て来て嫌な雰囲気だったが見ないことに。

無事に集合を果たし、出発!鬼軍曹再び!

ガスっていても歩き易い気温だったことが不幸中の幸いと言うべきか。今回初めての講習となる土屋店長に歩き方やレイヤリング、その他のポイントを話しながら舗装路を歩く。新道峠へは道路工事中で入れない。ちょっとしたら開通らしいので、その後に復讐を兼ねて二人には来て欲しいと伝えた。どうなるんだろう??

その新道峠への分岐から少し歩くと、今回利用する登山道入り口がある。道路の曲がる方向、沢の本数と角度を地図で確認出来るので、見つけることは難しくない。が、それにしてもだ。ちょっと話に夢中になると素通りしてしまいそうになる程には目立たない。

「ここ!?」
「地図だとそうですねぇ」

という会話をし、立ち止まったついでにレイヤリング調整を確認。そして再出発。入り口は解りにくいが、道自体は割と手が入っていて歩き易い感じ。斜度もきつくないし、講習の都合である程度は声を張って喋るのでマスクを着けたまま登ってみることに。

所々息を整えるように立ち止まったり、講習したりしながら登っていたので、本当に苦しくない。気温も下がったので、湿度を除けば好きなコンディションに近い状態だった。楽しい。想像以上に楽しいぞ、この状況!

という訳で、つい楽しくて先行してしまうことも増え、それを埋めるために待っていたりしたら余計に強く見られるという訳の解らんスパイラルに陥った。いかん。主役を差し置くとは何事か。自制自制と言い聞かせていたら、真横に走る尾根にぶつかった。主稜線だ。後ちょっと!後ちょっと!と後ろに声を掛け、鬼軍曹ぶりを発揮。話は逸れますが、山の「後ちょっと」程、信用ならんものは無いと思います。えぇ。今回は本当に後ちょっとですがね。

そうして到着した山頂。すっかりガスの中で、今年一番に何も見えん。少し進んだ展望地も意味を成さない。なので軽食を摂ったら即下山。異論は認めん。

下山開始してちょっとしたら、雨が降り出した。しかも大粒。樹林帯でも解る程には強い。ワタクシも久しぶりにレインウェアを着た。雨で濡れて解ったが、粘土質が多くて滑りやすい地面だ。足の置き方に注意してね、と言っている最中に転倒者が発生。名誉のために(?)誰とは言いませんが、結構ショックを受けているみたいだった。誰でもしちゃうもんだから、気にせんでもろて。

登山道入り口にたどり着いた時には、二人とも足元が泥でデコレートされていた。泥まみれではないけど、かなり跳ねた感じ。歩き方が慣れてくれば跳ねは少ないと説明していたので、恐る恐る自分のを見てみると泥無し。セーフだった。これで着いていたら流石にカッコ悪いよねぇ、立場上。

後は振りしきる雨の中、黙々と駐車場へ歩くのみ。二人とも、おろしたてのゴアテックスレインジャケットが良い感じに快適性を発揮してくれたみたいだ。薦めた甲斐があった。

甲府には期間限定で居るので、日程的にもこれが最後の講習かな。楽しかったかな、と戦々恐々としていたところ、二人とも笑顔で楽しかったと言ってくれたので安心した。精一杯のことは教えたつもりなので、登山ライフを楽しむためのツールに少しでもなってくれたら万々歳だ。雨の中の登山って、自分からは、ましてや不慣れな人は殆どしないことなので、貴重な機会でもあったと思う。今度は晴れた日の富士山でも見たいですね。

塩沢:「見るどころか登りますけどね、今度」(意訳)
浅見:「ッッ!?あ、兄貴っ・・・!」

フォトギャラリー

黒岳頂上

スタート!

最初はこんな感じの舗装路

今回はこちらからお邪魔します。解りづらい

歩き易いですねぇ

みるみるうちにガスが・・

テンションと頭が下がってきた

富士山が見える(at心の眼)

雨が降って滑りやすくなる道。打って付けの教材

今日登ったルートを確認して終了

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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