石川県 白山 2702m 花の盛り

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投稿者
戸田 竜也
アミュプラザみやざき・やま館店 店舗詳細をみる
日程
2022年07月30日 (土)~2022年07月31日 (日)
メンバー
高知大丸店 戸田
友人4名
天候
晴れ/曇り
コースタイム
【1日目】
別当出合→(150分)南竜分岐→(30分)南竜ヶ馬場
【2日目】
南竜ヶ馬場→(130分)室堂→(30分)御前峰→(15分)室堂→(40分)南竜分岐→(210分)別当出合
コース状況
黒ボコ岩直下から始まる「十二曲がり」は染み出しで常に濡れているところがあり、フリクションの乏しい岩質もあって非常に滑りやすい。転倒に注意したい。

2021年夏に南竜ヶ馬場野営場のトイレが水洗化され、非常に快適になった。
また室堂ビジターセンターのトイレも同じく水洗化されている。
山のトイレとは思えない水準で感動的。

【気象】
別当出合(1250m) 8:00時点 22℃ 無風
南竜ヶ馬場野営場(2085m) 19:00時点 18℃ 無風
御前峰(2702m) 6:30時点 11℃ 5~8m/s

【服装】
トップ
・レインジャケット
・150メリノウール半袖Tシャツ
・ドライナミックノースリーブ
ボトム
・レインパンツ
・薄手化繊パンツ

レインジャケットは頂上で待機している時以外は着用しませんでした。
レインパンツ、防寒着のダウン上下はテント場でも着用しませんでした。
気温はかなり高く、特に中飯場から甚ノ助避難小屋までは滝のように汗をかきました。熱中症に注意です。
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感想コメント

16回目の白山です。
予定が合い関西の友人と合流して行けたので車の運転は楽ができました。
高知市街から市ノ瀬ビジターセンターまでは640kmほどありますのでなかなか一人で行くには遠い山です。

天気予報を前日まで張り付きで見ていましたが、当初予定していた立山の天気にどうしても自信が持てず、一番天気が安定していた白山へ行くことになったのですが、これが正解でした(後で知ったことですが、実際は立山方面も晴れていました)。
天気が良かったのもありますが、花が最盛期ということもあって、これ以上ないくらいの種類が見れました。
ハクサンフウロ、イブキトラノオ、ニッコウキスゲ、コバイケイソウ、クロユリ、タカネナデシコ、ハクサンコザクラなどはかなり大きい群落も。
久しぶりにこの時期に登ったので気分が上がります。

ただ、登山者の数はかなり多く、どこを歩いていても混雑しており、特にテン場の込み具合はひどく、テントを張る場所がないのには参りました。
普段はサイトとして使われていないところをならし、なんとか張れましたが、バスの始発に乗れたとしても怪しい気がします・・・。
私たちのパーティーより後に着いた人たちの中にはトイレ前に張っていた人も。
昨年の夏にテン場のトイレが水洗化され、さらに快適になったことも影響しているかもしれません。すごい人気です。

テン場の最低気温15℃というのも驚きの暑さ。
持っていったダウンジャケットとダウンパンツの出番はなく、快適に過ごせました。
これは盛夏だけの気温でしょう。

2日目、トンビ岩コースから室堂を目指して出発。
ご来光には間に合わない時間だったのでゆっくり登っていきましたが、途中で朝日のあたる別山の絶景も見れてそれはそれで良かったです。
肝心の御前峰は、室堂に着いた時は見えていましたが、徐々にガスがかかり、私たちが頂上に着いたころには真っ白に覆われてしまいました。
ガスが晴れれば綺麗な雲海が見えたはずなのに・・・。
それは唯一心残りです。
また来年行きます。

フォトギャラリー

南竜ヶ馬場の沢で水浴びが白山の楽しみ。

市ノ瀬ビジターセンターのシャトルバスは激混み。

晴れすぎで暑い・・・。

もう少しで南竜ヶ馬場。

ハクサンフウロ

シモツケソウ

ニッコウキスゲ

イブキトラノオ

沢で夜のお供を冷やす。水温が低いのですぐ冷えます。

夕方から宴会。MSR・パパハバNXが今日の寝床。

友人が持ってきれくれたウィスキー。めちゃくちゃうまい。

夕方のテン場。かなり混んでいます。

朝、バーナーの青い炎がよく映える。

日が当たる別山。

トンビ岩から室堂へ向かう途中にある雪渓はかなり遅くまで残る。

そのあたりはクロユリの一大群生地。

ちょっと雲のかかる御前峰。

参道にはイワギキョウ。

真っ白・・・。

久しぶりですし良しとします。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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