東ゼン
感想コメント
前週の西ゼンに引き続き、懲りもせず、隣の沢、東ゼンへ。
天気予報は下り傾向でありましたが、終始降られることなく、途中晴れ間があり、よい沢登りとなりました。
緩斜面スラブで構成される西ゼンとは変わり、2段60m滝を構える東ゼン。
平標新道の遡行ポイントから、東ゼン、西ゼン出合までは脳内自動化。雨がほとんど降ってなかったせいか、前週よりドライな感じです。
曇天ですが、10月とは思えないくらい暖かい。
ナメ滝鑑賞後、東ゼンに入ります。最初から滝が続きます。
左右どちらからでも上がれます。スリップは許されません。
右手に中ゼンを鑑賞。
バンドが顕著な滝は、乾いていたので、比較的快適に越えられました。
大滝が見えてきました。一段目は近くなると傾斜はあるがホールド、スタンス共に明瞭な感じ。ロープ確保して水線右を登り、上部は水を浴びながら落ち口へ。残置ハーケンは4個は確認できました。さすがに水は冷たい。
2段目は右岸の薮から上がり、落ち口から次の小滝まで一気にロープを伸ばします。50メートルロープ2ピッチで大滝は終了。
大滝先は、比較的大きい滝はあるものの、登攀的に困難な部分はありません。スリップに細心の注意をして稜線を目指します。
数回、顕著な二股が出てきますが、水量の多いほうを中心に選択。
やはり出てきました、笹薮…
一時背丈を越える程でしたが、稜線は近くに見えているので、気合いで押し通します。
前仙ノ倉付近に上がりました。
そして仙ノ倉山に登頂。
平標山経由で、平標新道を下山。
途中、西ゼン、東ゼンがよく見えるポイントがあります。
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