【登山学校実技講座】日本一危険な国宝三徳山 (鳥取県)
- 投稿者
-
木德 尚代
グランフロント大阪店
- 日程
- 2025年06月09日 (月)~2025年06月09日 (月)
- メンバー
- 天候
- 快晴 21度
- コースタイム
- 8:49
4
分
スタート地点
8:53
8:55
8
分
三徳山三佛寺拝観受付
9:03
9:25
68
分
三佛寺本堂
10:33
10:46
60
分
投入堂
11:46
11:53
6
分
三佛寺本堂
11:58
13:02
5
分
三徳山三佛寺拝観受付
- コース状況
- アプローチ
・車利用は国道179号から県道21号で三朝温泉経由で三徳山へ
・公共交通機関はJR倉吉駅から三徳山駐車場までバスがあります
三徳山は受付所で入山志納金400円、投入堂受付で投入堂参拝登山料800円を納めます
投入堂参拝受付時間は8時から15時(下山時間16時30分)
- 難易度
-
感想コメント
開山は慶雲3年(706)にさかのぼります。役行者が3枚のハスの花びらを散らし、「佛教に縁のあるところに落ちるように」と祈ったところ、その1枚が伯耆の三徳山に落ち、この地を修験道の行場として開いたのがはじまりとされています。
大峰山寺 吉野 ・石鎚山・三徳山なります。
嘉祥2年(849)慈覚大師によって阿弥陀如来・大日如来・釈迦如来の三尊が安置されたので、天台宗三徳山三佛寺と称されました。
秋にバリエーションルートで三徳山三角点まで登り(初冠雪の日でした)
大山と合わせてガイドをしたいと思い企画致しました。
投入堂の名で知られる奥ノ院の建物は、国宝にも指定されています。死亡事故もあることで
日本一危険な国宝とされております。
国宝投入堂、納経堂は 平安時代までさかのぼる日本古来の建物(京都宇治上神社)とともに古い建築物にもなります。
今回は遠く埼玉からも参加して頂きました。
皆様心の中でずっとお参りしたかったかたが多く、三徳山好きなガイドとしては嬉しい限りです。
「六根清浄」のわげさを頂き、靴をチェックいしていただき出発致します。
いきなりの急登り「かずら坂」
木の根、スラブのような登りありますのでロープを補助として出します。
文殊堂は登り下り分かれます。
途中で確保取り登って頂きました。
文殊堂をぐるっと廻ります。大山が美しい。
地蔵堂も廻ります。またまた大山が美しい笑
鐘付き堂も付き方があります。
馬の背、牛の背も 小雨でのガイドもありますが非常に滑りやすいですが本日はフリクションが効きました。
観音堂を過ぎると
国宝投入堂です。
晴れて人も少なくゆっくりと眺める事ができました。
平安時代のものになり、なぜ故あの岩の中に作れたのか?
ハスの花びらが落ちたのか?
不思議ですね。
ゆっくりと眺めて当社お勧めのおやつ「赤いなつめ」を皆様に食べて頂きました。
下りの核心も文殊堂の岩場なります。
ロープで懸垂下降状態での確保を致しました。
人数が多いと大変ですが、今回は皆様岩場通過も上手でスムーズに岩を下降できました。
下りも滑らないように注意して下山致しました。
人数が多い確保は緊張の連続の三徳山ガイドなりますが
今回は皆様のバランスがよく危険個所の通過もスムーズでした。
下山後のお楽しみ
「谷川天狗堂」の季節の天ぷらうどんとお豆腐セットをいただきました。
本日は 「とちもち」「舞茸」「またたび」「ハナイカダ」はお休み 「イワタバコ」「イタドリ」「やまぶき」「シャク」でした。とちもちの天ぷらが絶品でした。
春は 「タラの芽」「こしあぶら」などにもなり季節変えてくる楽しみがあります。
お豆腐にはワサビがついていてこちらも絶品でした。
皆様大満足の感想頂きました。
修験者に戻る山登りも楽しいものです。
是非ご参加お待ちしております。
ガイド 木徳
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。