静岡県・山梨県の県境 毛無山へ

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2012年03月12日 (月)~
メンバー
天候
コースタイム
毛無山登山口7:11-不動の滝8:00-7合目9:16-富士山展望台9:50-山頂10:10(休憩)10:58-地蔵峠11:50-登山口12:40
コース状況
五合目ぐらいから雪が見え始め六合目からは軽アイゼン(6本)を装着。傾斜がキツイ斜面なので前爪のない6本ではかなり苦戦しました・・・ 最初はストックなしでスタートしましたがすぐに助けを借りることに。しかしトレースはしっかり付いていて迷うことはありません。
頂上はたっぷり雪が積もっており、富士山を眺めながらしばしの休憩。
帰りは地蔵峠コースへ。こちらは入る人が少ないようでトーレースというより誰かの足跡がしっかりと残っていました(ありがとう・・・)その足跡をなぞるように下っていきます。こちらも傾斜がきついので6本爪を意識して気をつけて下ります。金鉱石窯跡を過ぎ沢沿いに出たところでアイゼンを外しました。ここからはずっと沢沿いを歩きます。ルートがわかりにくくなるところもありますが赤ペンキ、赤テープはしっかり付いているので確認して歩けば迷うことはありません。途中何回か河を渡渉するので増水時は入らないよう地蔵峠の分岐地点には注意看板がありました。今日もちょっと恐る恐る渡りました(汗)
難易度
Google Map

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感想コメント

静岡県にある(と思っていたらほとんど県境)毛無山に行ってきました。富士山西麓の朝霧高原に面してそびえている山です。ダイヤモンド富士がで有名な竜ヶ岳から雨ヶ岳、毛無山という縦走コースもあるようですがコースタイムがやや長めでルートがわかりにくいようなので今回は毛無山オンリーで。
数日間続いた雨がうそのようないい天気!!空の青と山の白のコントラストがたまりません。あ~来てよかった(嬉)

登山口からいきなり急登が始まりました。そしていきなり富士山です!最初は逆光なのでシルエットの富士山を見続けながら登ります。そろそろカラダが暖たまったかな、ぐらいのところで不動の滝見晴らし台に着きます。落差100mの真っ直ぐな滝です。

今日は6合目からアイゼンを装着しました。思った以上に雪が深く、いやそれより何より傾斜がきつくて結構苦戦しました。足先に爪がないので気を抜くと“ズリッ”もーっ、と叫ぶこと数回。そんなときはふと空を見上げて青と白のコントラストに元気をもらい・・・あともう少しと言う所で富士山展望台へ。見事です!見事な富士山とその裾野に広がる街の風景。たまりませんね。そこからほんの一息で頂上到着!!ここには富士宮市の看板と山梨県の看板が。きっとあの間が県境なんだよ、と勝手に思う私たち。ふかふか雪の上、太陽の暖かな光をあび富士山を眺めながら軽くご飯タイム。ホント登った人のみが味わえるご褒美ですね。

下山は地蔵峠コースへ。トレースと言うより足跡がしっかり残っていてそれをなぞるように進みます。が、ずっぽり深いし(深いところでは腿ぐらいまでありました!)歩幅が微妙に広い・・・背の低い私はかなり疲れました。先を進むノッポのパートナーはすいすいと。待ってよぉー
地蔵峠を過ぎると急下降になりかかとに爪がないから滑る滑る。このまま滑り台のように滑ってしまいたいぃーっ
一通り下ると沢に出ます。ここは昭文社の地図に【迷】マークが付いているところ。でも印もきちんとしているのでちゃんと意識していればルートは見分けられます。ここでアイゼンをはずして再スタート。ここからは沢沿いを歩きます。数回沢を渡るのですが増水時は渡れなくなるので注意。下流に比丘尼の滝があります。こっちもちゃんと地図に載せて欲しいくらい立派な綺麗な滝でした。

トータル約5時間半 富士山と雪歩き、抜群の景色とが楽しめた山行でした。

フォトギャラリー

毛無山登山口

枯沢を渡ります 間違えないように

一合目 この看板が頂上まで続きます 目安になりますね

キレイ

不動の滝

ヘリによるレスキューポイント ひらけてます

ミニ雪だるま

多分コゲラ キツツキ科でドラムロールの音がしっかり聞こえました

雪が増えてきました

青と白と・・・ いいですねぇ

格闘中

うーん、見事です

雪だるまパート2 意外と大きい

最高のご褒美

地蔵峠への分岐 足跡見えますか?

ずぼずぼ。。。

地蔵峠の道祖神とお地蔵様

沢へ降りるところ ロープが張ってあります

比丘尼の滝

河を渡渉 ちょっとびびり中

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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