谷川岳~霧と時間との戦い~(群馬県)
- 投稿者
-
浅見 直紀
さいか屋藤沢店
- 日程
- 2012年08月07日 (火)~2012年08月07日 (火)
- メンバー
- 天候
- 晴れ/曇り
- コースタイム
- 谷川岳ベースプラザ→(1:20)→トマの耳→(0:10)→オキの耳→(0:10)→トマの耳→(1:50)→西黒尾根登山口→(0:10)→谷川岳ベースプラザ
- コース状況
- 天神尾根ルートは問題ありません。西黒尾根は霧で濡れると滑り易い箇所があるので注意です
- 難易度
-
感想コメント
前回の会津駒ケ岳で、「蒸し暑い中での急登」をした私。今年の夏に計画中の山々を鼻歌交じりでクリアするためには、加えて「岩尾根の急降下(キツければ尚良し)」をせねばなるまいと思い、谷川岳に行くことにしました。
マイカーではなく、公共交通を利用して行くので、時間との戦いです。なので往路は天神平までロープウェイを利用しました。JR水上駅から始発バスで来たのに凄い混み様。あぁ、そうか。今は夏休みと呼ばれる期間なんだっけ、と感慨深く思う。
前述通り、時間との戦いなのでトバして行きます。稜線に出て、山頂方面を見やると霧が・・・。風も出て参りました。涼しそうで良いな!、と前向きに考え、黙々と歩く。
肩の小屋の手前で、テンに出会いました。そこでふと気付く。飲まず食わずノンストップ。いかん、これは体に毒ですね!どう考えても(当然ながら)、出ていく量>給水量。悪い癖です。尾根のど真ん中で止まって飲み食いもナンだなと思い、ここまで来たらトマの耳まで行ってしまえと・・・。
何も見えないwww
霧があって風も出ていて、手元の温度計によれば17℃。持参した紅茶(冷やし)がウマい。が、オキの耳まで行く勇気がしぼんでいく。「どうせ何も見えないから行かなくて良いじゃん」VS「でもここまで来たからには行かなければなるまい」。この決着をつける間に6分経過。結局行くことにしました。
オキの耳滞在時間=写真撮る間。これ、山頂滞在時間としては最短です。
で、トマの耳から西黒尾根を辿って行きます。天神尾根は少し辟易する混み様でしたが、ここはかなりイイ感じに静か。日本三大急登だからでしょうか。
登ったことはありますが、下ったことはありません。かなり楽しませてもらいました。この高度感が良い。霧で湿った箇所が滑り易いこともありますが、それが解っていればさして問題無いです。
三点支持で下っていると、先に伸びる尾根の陰からヒョイと女性が出て来ました。んん?まさかな。
偶然という言葉って、なかなか無いから偶然と言うのです。前回の会津駒に続けてここでもまさかそんなことはあ・・・
「どうも~(私)」
やっぱり知り合いでした。それどころか、我がららぽーと横浜店の徳宿店長!!!!!
どうやら山とは、箱庭並みに狭いモノの様ですww
それから本格的に時間との戦い。樹林帯でコケそうになった時に、手を木に着いたら芋虫潰したとかトラウマ級の出来事がありましたがそれどころではありません!手の平の色とか頭の片隅にチラつくのを、叫ぶことで抑え込み、根性で先を急ぎます。丹沢のヒル並みに多いとか、思っても振り切ってやりました。
結果、バス発車30分前に到着。トイレで入念に手を洗いました。良い鍛錬になりましたなぁ。
「西黒尾根、恐るべし!!(生物的な意味で)」
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