仙丈ヶ岳

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2012年08月16日 (木)~2012年08月16日 (木)
メンバー
天候
晴れ
コースタイム
北沢峠-(120分)-五合目(大滝ノ頭)-(60分)-小仙丈ヶ岳-(60分)-仙丈ヶ岳頂上-(70分)-馬ノ背ヒュッテ-(120分)-大平山荘-(15分)-北沢峠
コース状況
迷うような所はなく、難しい所もありません。
今回は、山梨県側の芦安駐車場に車を停めました。マイカー規制が敷かれていて、芦安~広河原は登山バスか乗り合いタクシー、広河原~北沢峠は市営バスの利用となります。仙丈ヶ岳は日帰り登山が可能な山ですが、短いルートを往復しても7時間以上かかるうえに、北沢峠から広河原へ戻る最終のバスが15:30でしたので(要確認)、始発のバスで北沢峠に着くようにしましょう。始発なら、7時15分頃に北沢峠に着けるはずですが、シーズンや道路状況によってダイヤが変わりますので、これも実際に行く前に確認してください。
難易度
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感想コメント

この日は天候に恵まれ、頂上や稜線上から、見たかったものが全て見えたように思います。甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山、富士山、白峰三山、八ヶ岳、中央アルプス、北アルプス・・・。贅沢な眺めでした。
ただし、3000m級の山ですので、ひとたび天候が悪化すると危険です。特に森林限界より上は、雷雨や強風、ガスに巻かれての道迷いなども考えられますので、無理はしないようにしましょう。

フォトギャラリー

いざ、北沢峠から出発です。

富士山のように、「〇合目」の表示がしてくれてあるので、自分のいる位置がつかみやすいです。

美しい森の中を進みます。

木々の間に姿を現したのは・・・北岳!

大滝ノ頭に到着。ここが五合目です。小仙丈ヶ岳方面と馬ノ背ヒュッテ方面への分岐点でもあります。

後ろを振り返ると、去年登った甲斐駒ヶ岳が大きく聳えています。左肩に摩利支天を従え、堂々たる山容です。

森林限界を抜け、小仙丈ヶ岳のピークを目指します。

小仙丈ヶ岳に到着です。見渡せば、目に入るのは名峰ばかりです。

富士山と北岳のコラボレーション。標高、本邦第一位と二位の山を、思う存分見比べます。今回、最も見たかった景色かもしれません。何と贅沢な!

それにしても美しい、仙丈ヶ岳のカール。さすがは南アルプスの女王様!

北岳、間ノ岳、農鳥岳の白峰三山。いつか縦走しようと、何度か軽くうなづき、その光景を目に焼き付けます。

仙丈ヶ岳頂上への、最後の登りです。

ついに頂上に降り立ちました!達成感は大きい。

午後になると、やはり雲が湧いてきて、山々を隠してしまいます。甲斐駒も、犠牲者の一人です。

綺麗な仙丈小屋。泊まりたくなります。

ガスに包まれた稜線を通って、標高を下げていきます。

馬ノ背ヒュッテのすぐ下にある分岐点。大平山荘方面を目指します。

藪沢に真夏でも残る雪渓。予想以上に規模が大きかったです。涼しい風を体いっぱいに浴びながら下っていきます。

豊かな原生林は、飽きることがありません。

無事、北沢峠に戻って参りました。とても楽しいコースに大満足です。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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