ビバ!三浦アルプス(神奈川県)
- 投稿者
-
浅見 直紀
さいか屋藤沢店
- 日程
- 2012年11月05日 (月)~2012年11月05日 (月)
- メンバー
- 天候
- 曇り
- コースタイム
- 京急新逗子駅→(30分)→ゲート→(30分)→林道終点→(60分)→乳頭山→(40分)→畠山分岐→(3分)→畠山頂上→(3分)→畠山分岐→(20分)→塚山公園→(30分)→京急安針塚駅
- コース状況
- クモの巣が髪に絡まるのでキャップ必須です。道が細かったり崩れている箇所が多いので、雨の日にはおススメしません。
- 難易度
感想コメント
二ヶ月ぶりの山は、ご当地アルプスにしてみました。地図読みの訓練によく例として挙げられる山です。“鎌倉”・“沼津”・“長瀞”・“湘南”ときて、5座目のご当地アルプス。それにしても二ヶ月行ってないって稀だなぁ。
駅から登山口まで行くのに、住宅地を通るのでちょいと迷いかけました。情報不足はもちろんですが、情報過多でも迷い易いのですね。いつぞやの湘南アルプスでも、ヒドイ目に遭いましたが。
ゲートから暫く歩くと、保育園(?)のお散歩一行と出会いました。なんとも微笑ましい限りです。地図読みだけが厄介ならば、体力面は問題無いな!とか思っていました。で、林道終点で膝を着きそうになりました。何ですか、あの様子の変わり様。川沿いのお散歩コースから一変し、バリエーション入門コースみたいな雰囲気に。
この林道終点、二子山コースと乳頭・畠山コースの分岐でもあるので間違わないように注意です。と言うのも、乳頭・畠山コースに行くための分岐がいくつかあって、コース次第では疑似藪漕ぎみたいな感じになるので。
今回チョイスした(つもり)のは、乳頭・畠山コースの中でも、京浜急行がトレッキングマップに載せているコース。“変化に富んだコース”という謳い文句です。なのでプチ・バリエーションみたいなのも頷けます。
細いし急だし、木で誤魔化されていますが地味にナイフリッジだし。いやぁ、きつい分楽しいルートでした。途中、笹でルートが消えかかっていたり、クモの巣に何十回もダイブしたので髪がアッシュになっていたり(塚山公園内のトイレで発覚しました)と色々ありましたけど、それすらも楽しいですね。
自分が進むべき方向と現在居る場所の同定をしながら進んだので、都合、10分に一回は地図とにらめっこ。体力と並行して神経もすり減ります。送電線が見えた時の、何とも言えない安心感がたまりません。頼りになりますね!そして、この送電線からは比較的マシなルートになるのでした。
「信じることが力になる」。どこかのゲームのキャッチコピーみたいですが、実際に行っていただければ解ります。本当、自分の力が試されます。幾つもある分岐のどこを行くのか、最後の最後まで、地図とコンパスが手放せませんでした。迷うことはないのかも知れませんが、ルートの難度が左右されると思います。ご自分の力試しに、一度行かれてみては如何でしょう?
でも夏はお勧めしません。低山ですし、ブッシュが多すぎて暑いでしょうしね。今がチャンスですよ!
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。