厳冬期 八ヶ岳・硫黄岳敗退(長野県)
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2012年12月30日 (日)~2012年12月31日 (月)
- メンバー
- 天候
- 初日雨、みぞれ、雪 2日目晴れ
- コースタイム
- 初日 美濃戸口→(60分)→美濃戸→(60分)→堰堤広場→(75分)→赤岳鉱泉
2日目 赤岳鉱泉→(45分)→堰堤広場→(45分)→美濃戸→(45分)→美濃戸口
- コース状況
- 初日、あいにくの雨で美濃戸山荘まではぐちゃぐちゃな道でした。それ以降雨は雪に変わり、さらさらのパウダースノーの雪道になり、歩きやすくなりました。アイゼン、ピッケルは使わず、ストックで登りました。危険箇所もなく傾斜も緩いので、ゆっくりのんびり歩けば初心者の方も問題ないと思います。
2日目、山の上は悪天候のためジョウゴ沢F1まで散策。雪はさらさら。アイゼン、ピッケルなしでてくてく歩くことが出来ました。下山は、前日の雨のせいで道が凍結してつるつる。転倒必須。注意して歩きました。
ピッケル、アイゼンは必須装備です。
- 難易度
感想コメント
初めての厳冬期の雪山登山ということでかなり緊張していました。
初日は雨。この時期八ヶ岳で雨は珍しいようで、美濃戸口からの車道はぐちゃぐちゃでした。気温もそれほど寒くなく、登ってる時はすごく暑くかったです。
北沢コースに入って山道に入ると、さらさらの雪道で歩きやすくなって、いよいよ雪山登山という感じでした。それでもピッケル、アイゼンの出番はありませんでした。不慣れな硬い雪山用登山靴に悪戦苦闘しながら、のんびりゆっくり登ったらすっかり夕方になってしまいました。
急いでテント設営。夜更かしの23時就寝。結露で顔にしずくが落ちてくる。。。シングルウォールの結露っぷりにびっくりしました。ウェアから寝袋から何から何までびっしょり!雨やみぞれのような天気の雪山。翌朝もすべてがバリバリ!色んなことを学べたテント泊になりました。
2日目は、6時起床。朝ごはんものんびり食べてふらふらジョウゴ沢を散歩。下は天気が良さそうでしたが、上は危ない天気予報。アイスクライミング体験したり、山小屋で暖炉にあたったり、ゆっくり下山して来ました。
残念ながら、期待していた雪山登山とはなりませんでしたが、それなりに色んなことが経験できてとても楽しいテント泊になりました!今度こそ硫黄岳登頂!のちのちは赤岳登頂!。。。の気持ちです。
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