赤岳ショルダーリッジ左ルート(第3尾根)
- 投稿者
-
鈴木 優子
池袋西口店
- 日程
- 2013年03月11日 (月)~2013年03月11日 (月)
- メンバー
- 新宿東口店鈴木ほか2人
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- コース状況
- 赤岳山荘までの林道のコンデション悪いです、、、4駆でチェーン必須なのはもちろん、轍が深くて氷ってますから、車高高いのが条件。轍を外さないように行くのがポイント。
全体的な積雪は少ない。故のコンデションの悪いルートもあるかと思う。
ショルダーに関しては影響なし。
ルンゼをトラバースするアプローチは場所により板状雪崩を警戒しつつのおおむね安定。
支点は古い残置も少しあるが、基本的にプロテクションは岩角や、リスにピトンや氷った草着きにイボイノシシなどでとる。
感想コメント
最近はあまり登られていないマイナールート。冬季クライミング・日本登山大系を参考にした。
いいルートだと思う。八ヶ岳のバリエーション中、もっとも私は好きです。
主稜よりいろんな要素や岩に触る時間が長く、面白いとおもう。ロケーションは最高。
ルートは好きなとこを登ればいいが、アプローチは、文三郎道から主稜へとルンゼをトラバースする降り口より少し下よりルンゼに降り立ち、岩の基部をトラバースして第3尾根の雪と灌木の背中へ乗る。わりとすぐに立った岩が迎えてくれる。赤岳沢を詰めるより楽だ。
第二岩峰、左のくぼみからカンテ上に1手体を右に出す動きのある少し立った壁を登ると、雪のついた背に乗り上げる。この雪の背を馬乗りから左に降り気味の左トラバースして、ダケカンバに中間支点とりつつ右の岩めがけて上がる。どんづまりにハーケン1枚あり。ホントは、トラバース途中まで、左の雪稜に出て行こうとしていたが、友人はなんか簡単そうだからこのまま右上して第三岩峰を登ることにしたようだ。
写真のスリングかけた岩から右裏の側面をへつり、またリッジにもどりビレー。
このピッチがこのルート中一番面白いと思った。(何ピッチ目かは忘れてしまったが、、、)
ロープ整理してコンテにて行く。広い岩交じりの草つき斜面、どこを登ってもいい感じだが、傾斜はハイハイモードで、落ちちゃーいけない。草着きが氷っていたのでアイゼンがよく決まるので不安感はなし。
スタートからしばらくまっすぐいき、右上を目指す。やがて簡単な岩になり、登りあがりショルダーの頭。隣の主稜を友人2人のパーティーが登っていて、上で落合い、共に下山した。
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