残雪期ポカポカ陽気の恵那山

雪の残っているうちに今シーズンはもう一つ雪山へ行こう、と話をしていて、冬の大山か石鎚かと思っていたのですが、今年は雪融けが早くどちらもあまり雪が残っていなさそうなので、以前から気になっていた恵那山に向かうことにしました。
中央道の恵那山トンネルは何度もくぐったことがありますが、登るのは初めてです。

朝1時に起きて出発し、恵那山トンネルをくぐって園原ICで降りて、林道のゲートについたのが6時過ぎ。
駐車場はそれほど車は停っていません。
最初は2kmほどのアスファルト歩き。
ウォーミングアップにちょうどいいね。

広河原登山口からいよいよ登山開始。
登山道に中途半端に凍った残雪が残っていて、とても歩きにくいです。
固く締まっているので、滑りやすく、さすがにアイゼン無しは疲れる、と判断して早々にアイゼンを装着しました。

登山口からはひたすら登りです。
標高1700mあたりの落葉松林でやっと平地が現れ、休憩。
ここから緩やかに登っていくと、木々が切れる尾根に出て、展望が開けます。
南アルプス、中央アルプス、御獄が近いです。
この白い尾根がとてもきれいです。雲取山の頂上直下の尾根道のようです。

そうして少しゆるみ始めた残雪をザックザックと登っていくと、頂上に到着します。
雪道にかなり足を取られたようで、広河原登山口から4時間もかかってしまいました。
この緯度では標高2200mでは森林限界を超えていないようで、頂上は木々に囲まれ展望はありません。
2mほどの高さの展望台があるのですが・・・、ここに登っても展望はありませんでした。

今日は快晴で風もなく、ポカポカ陽気。
ランチは鶏団子鍋で。
おいしかった。
すこしお昼寝してから下山しました。
午後はさらに雪が緩んで足がはまってしまう状況でした。