富嶽縦走その③~扇山・百蔵山~(山梨県)
- 投稿者
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浅見 直紀
さいか屋藤沢店
- 日程
- 2013年04月27日 (土)~2013年04月27日 (土)
- メンバー
- 天候
- 晴れ/微風のち強風
- コースタイム
- JR四方津駅→(バス)→犬目→(65分)→扇山→(70分)→百蔵山→(40分)→百蔵山登山口→(15分)→猿橋→(15分)→JR猿橋駅
- コース状況
- 特に問題無いです。
- 難易度
-
感想コメント
前回の九鬼山のレポートで、犬目という地名を取り上げてから「具体的にどこ?」という知的好奇心が抑えられそうにないので行って参りました。未踏の扇山も行けて一石二鳥です。
JR四方津駅からバス便がありますが、なんと1日1本のみ!毎日運行ですが、これはなかなかシビアな行程・・・。それに合わせるため、良くも悪くも少し遅めの時間帯になりました。
犬目から扇山まで、黙々と登ります。樹間から富士山がチラチラと見えて、でも展望は山頂まで利かなく、精神衛生上良くないルートです。見えるんだったら遠慮しないで欲しい、みたいな心境。
その代わりに山頂は、なかなか素晴らしいロケーションでした。富士山が漸く目の前にデカデカと現れます。流石は、秀麗富嶽十二景の第六番山頂。広いので、大人数でランチパーティ開いても良さそうです。まさかこんなに広いとは!そしてこんなに風が冷たいとは!
看板によると、「秀麗富嶽十二景はどの山頂からでも、前山を十二単みたいに従える富士山が一望出来る」らしい。十二単と十二景って、もしかして掛け言葉なんですかね?
百蔵山までは、ひたすら下っていきます。最後の急登を超えると、同じく広い山頂がお目見えします。ここはテーブル付きベンチが一組ありますが、競争率が凄いです。まるで電車の座席みたい。それもその筈で、ここに座ると富士山の真正面に陣取ることになるのです。ちなみにこちらも秀麗富嶽十二景の一つで、第七番山頂です。
もし座れなくとも丸太があちこちに点在しているので足腰は楽ですが、真に楽しむなら尾根の外ギリギリにレジャーシートでしょう。風が吹き抜けるので少し寒いですが。
もう後はひたすら下るだけです。杉林の中を九十九折に下って、住宅街の中へ抜けます。コンクリートロードが登山後の足に容赦ないですが、時間があったので日本三奇橋のうちの一つ・猿橋によって駅に向かいました。
電車を待つ間、駅の構内に設けられた秀麗富嶽十二景写真展を見るのも面白いですよw
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。