四国の屋根を走る~①瓶ヶ森、石鎚山
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2013年06月07日 (金)~2013年06月07日 (金)
- メンバー
- 天候
- 曇り時々☀
- コースタイム
- ①瓶ヶ森登山口(40分)瓶ヶ森山頂(30分)西黒森敗退地点(20分)瓶ヶ森山頂(10分)瓶ヶ森ヒュッテ(10分)瓶ヶ森登山口
②石鎚山登山口土小屋(20分)休憩地ベンチ(20分)二の鎖(10分)三の鎖(15分)石鎚山頂(10分)天狗岳(10分)石鎚山頂(40分)登山口土小屋
- コース状況
- 道は概ねよく整備されており歩きやすいです。ただし、瓶ヶ森から東の西黒森~東黒森~伊予富士辺りはあまり歩かれていないらしく、熊笹が濃く道が判別しづらいです。途中に高度感のあるトラバースもあり、慎重に。
石鎚山周辺は登山者が多く道もよく、また鎖場もまめに点検され、このときは小屋と鎖場の工事が行われており、三の鎖は使用できませんでした。石鎚山頂~天狗岳(西日本最高峰1982m)は距離は短いですが、足のすくむ高度感のある岩稜帯です。左右(南北)どちらに落ちても助からない危険個所です。特に北東側は100m以上の断崖絶壁です。
- 難易度
感想コメント
愛媛県の実家へ帰省したついでに、これまでも何度も登ったことのある地元の山へ再び脚を向けました。石鎚山はかれこれ10回ほどは登ったことがありましたが、瓶ヶ森は子供の頃以来の登頂です。
当初は「瓶ヶ森~西黒森~東黒森~伊予富士」の往復トレイルランニングの予定でした。しかし、瓶ヶ森から西黒森への道の熊笹があまりに濃くて道がわかりづらく、何よりトレイルランニングできる状態ではありませんでした。午前中でまだ眺望もよく、すぐ南側直下には瓶ヶ森林道も通っており、迷わずに行けると思いましたが、“楽しく”ないし、今日中に兵庫県の自宅に戻る必要があったので無理をせず途中敗退を決定。しかし、余った時間が惜しくて急遽、西日本最高峰の「石鎚山」をターゲットにし、この日二つ目の山行を開始しました。
石鎚山は登り慣れた愛媛県西条市側の成就社ではなく、南側の愛媛県久万高原町の「土小屋」登山口から。こちらも二度目でしたのでサクサクと走り、二の鎖でちょいとクライミング気分を(^。^) 一番高度感があり好きな三の鎖は工事中のため登れませんでしたが、山頂到着時はまだ眺望も効き、天狗岳でも気持ちの良い高度感を味わえました。下山時には曇天へ変わり、土小屋へ下山した時は石鎚山は雲のなかでした。
登山も刺激的で楽しかったのですが、『天空の道』と“穀道”マニアの間で称されている「瓶ヶ森林道」は素敵なワインディングロードです♪対向車との行き来は所々にある退避箇所で行うので肝が冷えますが、四国の屋根、四国山脈の南側直下の標高1400m付近を東西に抜ける道で、紅葉シーズンは絶景が広がります。自転車(ロードバイク)やバイクの方にも人気の道だそうです。前日に下見をしましたが、当日も含め平日だったせいか対向車もほとんどありませんでした。なお、平成25年6月3日~同月15日は「伊予富士登山口~東黒森登山口」が工事のため通行止めで、全線通り抜けはできません。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。