富嶽縦走その⑦~笹子雁ヶ原摺山~(山梨県)
- 投稿者
-
浅見 直紀
さいか屋藤沢店
- 日程
- 2013年11月21日 (木)~2013年11月21日 (木)
- メンバー
- 天候
- 快晴/風
- コースタイム
- JR笹子駅 →(30分)→ 登山口 →(75分)→ 笹子雁ヶ腹摺山山頂 →(45分)→ 登山口 →(30分)→ JR笹子駅
- コース状況
- 特に問題無し。
- 難易度
感想コメント
3連休を頂いたので、この快晴日和を利用しない手はないと、例によって秀麗富嶽十二景を攻めた。久々のソロ!
笹子駅から甲州街道を歩く。駅の前の交差点を渡ると結果的に登山口が解りづらいので、そのまま素直に歩くと良いと思う。
コースタイム40分は、なかなかダルイ。見知らぬ土地を、しかもヘタに整備されている分、解りづらい街中を歩くのはいつまで経っても慣れやしない。間違いなく、本日の核心部であろう。
さて、地図とにらめっこしながら歩き、地形的にこの辺りだろうという場所でウロウロする。見つからないのだ、登山口が。どこだ!?どんな山でも登山口が解らなければ登れぬ。
ちょうど人が現れたので、どこかを聞いてみる。なんと対岸だった。しかも墓地へ続く道と一体化していた。こりゃ解りづらい。
篤くお礼を言い、いざ登山開始。
いきなり広い道だ。しかも足元には杉の木の枝が敷き詰められていて、登山道がお隠れあそばしている。それでも地形と方角を頼りに歩き、なんとか道を発見。尾根に上がると、そこから延々と直登。日差しは強いけど、風が結構冷たい。
道が解りづらいというのは周知のものなのか、激しい所だと赤布が30mおきにあったりした。斜度が結構あるので、ずっと下を見がちな時には良い。上を向かせてくれるナイスな布だ。
ソロなので、休憩時間は呼吸を整える程度にした。暫くすると、富士山が段々と顔を覗かせてきたので、結構上がってきたんだなというバロメーターになる。
で、木の背が低くなって直射日光が当たりだすと、いよいよ山頂だ。
誰も居ない。南アルプスや富士山、小金沢連嶺に甲州高尾山。少し木が邪魔だが、ほぼ360°の見晴らし。素晴らしい。三角点の上に立って富士山をパシャパシャ撮り、近くのベンチに腰を落ち着ける。気付けばコースタイムをかなり上回る時間で来ていた。そりゃシンドイわけだ。
行動食(ロシアンフルーツドライ)を貪り、口の中が良い感じにフルーティになった後、下山開始。ピストンだ。お坊山を通って甲斐大和に抜けるのがメジャーらしいが、諸事情によりこうなった。
落ち葉で足元がカサカサと音を立てる。嫌でもスピードが出る斜度。これは・・・
楽しい・・・。
後は一気に駆け下った。トレイルランナーの方々ってこんな気持ちなのだろうか。愉快・爽快・痛快・豪快である。ただ、調子に乗り過ぎて墓地の中に出てしまったことは反省すべきであろう。
今回、実はちょっとしたウォームアップのつもりだった。結構楽しめたのは、良い意味で想定外。
本番はまた後日の計画なのである。ズゴゴゴ・・・
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。