富士山(冨士浅間神社より須走口)

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2013年08月29日 (木)~2013年08月29日 (木)
メンバー
天候
晴れ
コースタイム
冨士浅間神社-(95分)-一合目(旧馬返し)-(25分)-二合目(狩休)-(25分)-三合目-(30分)-須走口新五合目-(60分)-新六合目長田山荘-(25分)-六合目瀬戸館
-(40分)-七合目大陽館-(30分)-本七合目見晴館-(20分)-八合目下江戸屋
-(20分)-本八合目胸突江戸屋-(15分)-八合五勺御来光館-(35分)-九合目
-(25分)-頂上久須志神社-(35分)-剣ヶ峰-(25分)-頂上久須志神社-(30分)
-本七合目見晴館-(15分)-七合目大陽館-(30分)-砂払五合目-(20分)
-須走口新五合目-(75分)-一合目(旧馬返し)-(100分)-冨士浅間神社
コース状況
冨士浅間神社から新五合目までは、舗装道のふじあざみラインをひたすら歩くので、車にひかれないよう注意が必要です。
新五合目から上は登山道になり、溶岩の岩場と砂利道の連続で歩きにくく、登山靴は底が固いしっかりしたものを履いた方がいいです。また、晴れていても風が強く冷たいので、防寒着は必携となります。砂埃もひどく、紫外線も強いので、マスクやゴーグル、日焼け止めクリームなどもあった方がいいでしょう。
難易度
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感想コメント

今回は、麓の静岡県小山町市街地にある富士浅間神社から富士登山に挑戦してみました。いつもは新五合目まで車で行って登るのですが、今回のスタート地点は一合目よりもずいぶん下。約3時間、舗装道を歩き続け、いつものスタート地点の新五合目に着いた頃には、足の筋肉がすでに若干張っていました。
そこから上は何回か歩いたことがあるのですが、やはり長く、険しい道。足取りが徐々に重くなり、高山病による頭痛にも悩まされ、「こんなに辛いのに、何で富士山に登るんだろう」というお馴染みの自問自答が始まります。それでも、それらを克服し、頂上に着いた時の達成感と、そこから見える日本一の雄大な景色が「登ってよかった」と思わせます。これも毎度のことです。
富士山は、常に挑戦と感動がある山です。体調を整え、装備を万全にして、ぜひ一度は登ってほしいと思います。
ただ、今回僕が歩いたコースは、冨士浅間神社から新五合目まで、片道約12kmあり、夜明け前に神社を出発したにも関わらず、神社に戻ってきた時には、日がとっぷりと暮れていました。結構時間がかかるので、途中、山小屋で一泊することをおススメします。

フォトギャラリー

夜明け前、冨士浅間神社(小山町)にお参りして出発です。

新五合目へと続くふじあざみラインをひたすら登ります。朝焼けの富士山が綺麗ですが、今いる場所も富士山の一部と言っていいでしょう。

神社から早歩きで1時間半以上、ようやく一合目。

すっかり明るくなった車道をとにかく進みます。歩道はほとんどないので、車には注意です。

やっと須走口新五合目に到着です。

七合目、大陽館。このあたりから、徐々に足取りが重く・・・。

雲海と麓の景色は、いつ見ても素晴らしい。

九合目の鳥居。あと一息!

ようやく須走口の頂上、久須志神社に到着です。

火口越しに剣ヶ峰を臨む。風、結構冷たいです。

最後の難所、馬ノ背。登りも下りも滑る急坂です。

ついに剣ヶ峰に到達しました。

そこから眺める「お鉢」。雄大です。

大沢崩れを覗き込む。風も強く、吸い込まれそうになります。

お鉢巡りを堪能した後、下山開始。

砂走でぐんぐん高度を下げます。転倒注意!

樹林帯に入り、

ようやく新五合目に到着。ほとんどの方はここで登山終了です。いつもの僕も終了です。

再び、舗装道をひたすら歩きます。足の裏や爪先が、徐々に悲鳴を上げてきます。

夜に差し掛かる頃、やっと神社に到着しました。お疲れ様でした!

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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