お正月遠征①　三重県 御在所岳！

2014年お正月、年末からの連休を利用してかみさんの実家に里帰りするついでに、遠征登山をしてきました！
三重県は「御在所岳」岩場があると聞いたことはありましたが、
今回は岩場は眺めるだけにして、登山を楽しんできました。

名古屋方面より東名阪を走ること約1時間半。アクセスがとてもいいですね。
ロープウェイの駐車場（1日￥1,000）に車を止め、準備、そして出発。

初めての山で、冬。がつがつ難ルートを攻めたい気を抑えて、「雪山初心者でも安心、裏道コース」を取りました。
ただ、この裏道コース、ロープウェイ駅から山道に到達するまでがなかなかわかりづらかったです。
ダミー的な踏み跡がいろんなところに見られ、コースを外れそうになること2～3回。
明らかに歩きづらいところは間違っていると信じて、歩きやすいところをたどっていくことが正解のようです。

そしてひとたび山道に入ればルートも明瞭で、道に迷う心配はほとんどありません。
また、お正月休みということもあり、多くの登山者がいたのでそれも心強く感じました。
やはり地元の人に愛されている山なんだなと実感。

我々は藤内壁への入り口手前あたりでアイゼンを出しましたが
多くの方は藤内小屋を出発する際にアイゼンを装着していました。

しっかりと谷筋に雪が積もっていれば藤内小屋で落ち着いてアイゼンを装着したかったのですが
しばらくは石と雪の混じったコースだったため、その時はあえてアイゼンは装着しませんでした。

傾斜が急になってきて、少しだけ落ち着ける場所があったのでそこでアイゼンを装着。

登りはじめに降っていた小雨が徐々にみぞれになり、国見峠に着くころには弱い吹雪に変わっていました。
国見峠から山上公園までの尾根道は風も強く、乾いた雪が舞ってホワイトアウト寸前状態。

ほどなく山上公園に到着。山頂まで20分程度ということでしたが、
吹雪の中を突っ込むのは少々気が引けたので、迷わずロープウェイにて下山。

ロープウェイの車窓から、「日本一高いロープウェイの支柱」が見えるとのことで期待していましたが
この吹雪の中、何も見えませんでした…

今回歩いた裏道コース以外にもいくつか登山コースがあるので、次回は別のコースで登ってみたいと思います。

裏道コースは途中から開けた谷筋を歩くのですが、そこがとても解放感があり、気持ちが良かったです。
また、岩場で有名な「藤内壁」の迫力は圧巻でした！
冬時期は日によって国見峠付近で樹氷が見られるそうですが、今回は樹氷はありませんでした…