奈良県大峰山脈・大普賢岳
- 投稿者
- 伊藤 博人
- 日程
- 2014年01月27日 (月)~
- メンバー
- なんば店 本田
近鉄百貨店奈良店 伊藤
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 和佐又山ヒュッテ→(90分)→笙の窟→(30分)→石の鼻→(120分)→大普賢岳山頂→(70分)→石の鼻→(15分)→笙の窟→(50分)→和佐又山→(30分)→和佐又山ヒュッテ
- コース状況
- 笙の窟までは日陰以外は雪の量はさほど多くなく、比較的締まっていました。
日本岳のコルへはひざ上のラッセルをしながら上がってゆきました。
日本岳のコル以降ははしごはステップの間が雪に埋まっていたり、急斜面の上り下りやトラバース、リッジの通過などアイゼンとピッケルをフル活用しての行動となります。
小普賢岳の北面をトラバースするか小普賢を超えるかがポイントですが、私たちは小普賢を超えました。
小普賢を過ぎるとますますコース状況はハードに。
崖の上の急斜面のトラバースや急斜面の上り下り、トレースが消えている場合もありますのでルートを自分で見つけ出す事も必要。
雪の深さや固さは斜面の向きによって異なりますが、大普賢岳山頂へ向かう斜面が時折太ももの深さまで沈み込んだので体力を消耗しました。
車の話ですが、
伯母峰トンネル出口から和佐又山ヒュッテまでの車道は時折和佐又山ヒュッテの方が除雪をしてくれていますが、基本は営業日のみ。土日祝日を含め状態は和佐又山ヒュッテに要確認。
私たちは日の出前にヒュッテに向かって車で登り始めましたが、前日が営業日でなかったのか吹き溜まりの雪が多すぎたため車が進まなくなったのが数回。持って行ったスコップで除雪しながらの走行となりました。ちなみにスタッドレスタイヤ+タイヤチェーンでした。
- 難易度
感想コメント
私にとって近年ではなかった360度一日雲なし!!
なんですが・・・
大普賢岳に近づくごとに急斜面での行動が多くなり、滑落したら谷底まで落ちそうな箇所の行動は緊張と慎重な行動を強いられました。ピッケルやアイゼンをしっかり確実に使える事が重要でした。
もしお出かけなら、アイゼンやピッケルを使いこなせるように練習しておいてください。
また、斜面の直登やつぼ足ラッセルの急登は体力が必要でとても大変です。
和佐又山ヒュッテ周辺は夏冬を通してキャンプや雪遊びなど様々な楽しみがあります。
ぜひ一度お出かけください。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。