山の辞典 : あ行

雨合羽(あまがっぱ)

16世紀にキリスト教宣教師が伝えた外套・マントがポルトガル語ではcapa 日本人には「カッパ」と聞こえたので、合羽とか勝羽とかの字を当てた。用途は雨だけではなく、雪などを防ぐ「簑」と近く、南蛮簑ともいわれた。登山では「カッパ」を持っていくと「レインウェア」を持っていく事は同じである。最新の素材であれば、防水性、防風性だけでなく、透湿性も高く、登山用品の中で、最も重要なアイテムのひとつである。レインウェアは四季を通じて、登山に於ける気象変化(雨、風、低温)に応じて着用するのが望ましい。