山の辞典 : か行

季節風(きせつふう)

水は温まりにくく冷めにくい性質があります。夏、大陸は早く暖められ、海洋に比べて暑くなるため、風は海洋から大陸に向かって風が吹きます。一方、冬の大陸は冷やされ、海洋が相対的に暑くなるので、大陸から海洋に向って風が吹きます。日本では夏の南東や南西の蒸し暑い風、冬の北西の乾いた冷たい風を季節風ということが多い。