山の辞典 : ま行

無人小屋(むじんごや)

季節を問わず金銭の対価としての宿泊、食事、物販などのサービスを行っていない山岳地帯にある小屋。避難小屋と呼ばれることもある。所有と管理は民間や地元自治体と様々である。登山者の安全を守る小屋の使用にあたっては個々に定められた規則を守らなくてはいけない。火気の管理、使用後の清掃、整理整頓、ゴミの持ち帰りなどは必ず行いたい。営業小屋も登山シーズン以外の冬期や閑散期に無人となるが、登山者は勝手に使用してはならない。例外として、同じ敷地内で小屋の一部或いは別棟を冬期小屋としての開放する営業小屋もある。