おとな女子登山部レポート小川山 最高ルーフ 3ピッチ(5.10d)
- 投稿者
- つじまい(おとな女子登山部)
- 日程
- 2020年09月13日 (日)~2020年09月13日 (日)
- メンバー
- 他1名
- 天候
- 晴れ のち雨
- コースタイム
- 最高ルーフの岩まで「くじら岩」経由で30分
- コース状況
- 60mシングルロープ
#1,#2がそれぞれ2~3個あると安心
感想コメント
小川山二日目。
午後から雨予報だったので、午前中に終わるマルチということで「最高ルーフ」に挑戦してみました。
きれいなルーフの写真を撮りたくて、張り切ってミラーレスをもっていきました。
いつもどおりさまよいながら歩いていると、よく調べていなくてもそれとわかる大きな岩があらわれました。
下からでもルーフが確認できます。
1ピッチ目(5.7)は自分がやろうと思っていたのですが、苔苔している上にプロテクションがうまくとれず、泣きそうになりながらクライムダウンし、選手交代。
フォローで登っていても難しかったので、代わっていてよかったです。
上部のクラックは#4サイズで私には広すぎました。
気を取り直して2ピッチ(5.8)は私のリードで。
こちらはどこでもプロテクションがとれ、大変快適でした。
そしていよいよ3ピッチ目(5.10d)。
ルーフに入る部分が非常に難しそうな様子でした。
テンションを交えながらも、トップアウトして私の番に。
ちょうど雨が降ってきましたが、ハングの下なので濡れない。
トラバースパートはフォローもかなり恐怖です。
試みましたが、私の手ではクラックが広すぎて、ジャムがうまく決まらなかったです。
女性には厳しいと思いました。
しかも足も短いので、届かなく苦労しました。
落ちられないのでカムをつかんで回収しました。
また、ハング越えは動くチョックストーンを使わないと厳しく、ヒヤリとしました。
トップアウトすると、目の前に尾根岩の展望と、眼下には森が広がります。
セレクションを登っているパーティも見えました。
シングルロープなので、3ピッチ目の取り付きに下り(空中懸垂)、そこから1回で下まで下りられました。
最高ルーフは、いつかリードでトライできるようクラックでの目標にしたいと思います。