硫黄岳(八ヶ岳)敗退
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2014年03月10日 (月)~2014年03月10日 (月)
- メンバー
- 天候
- コースタイム
- 美濃戸山荘(120)~赤岳鉱泉(110)~赤岩の頭(撤退)(50)~赤岳鉱泉(60)~美濃戸山荘
- コース状況
- 赤岩の頭まではトレースはしっかりありますが、新雪で覆われており、ずるずると滑ります。 赤岳鉱泉よりピッケル・アイゼンの準備をしてください。
- 難易度
感想コメント
赤岳鉱泉までの道のりはなだらかで、雪景色を楽しみながら登りました。 赤岳鉱泉からジョウゴ沢を越えた先から少し傾斜が強くなります。 赤岩の頭へ向かう最後の直登付近より樹林を抜け、突風が吹き降りてきました。 稜線に出た瞬間にホワイトアウトに見舞われ、切れ間から硫黄岳山頂が目前に捉えられましたが、降り口を見失う恐れもあったため撤退を決めました。 ※赤岩の頭へ向かう際、東側へトラバースしますが、北西方面へ行くトレースが薄くありました。 雪崩が起こりやすい地形をしているので、引き込まれないように注意が必要です。 山頂が目の前だっただけに残念ではありますが、ホワイトアウトによる撤退は貴重な経験になり、満足の行く登山となりました。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。