棒の嶺(敗退)→金比羅山
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2014年03月17日 (月)~2014年03月17日 (月)
- メンバー
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 川又・名栗湖入口バス停→(25分)→白谷橋→(30分)→天狗の滝手前→(登山断念・折り返し)→(20分)→白谷橋→(20分)→さわらびの湯→(60分)→金比羅神社奥の院→(35分)→中道坂→(50分)→大ヨケノ滝→(5分)→大ヨケノ滝入口(登山口)→(50分)→さわらびの湯バス停
- コース状況
- 有間ダムをへて、棒の嶺へ向かうルート(滝沿いのルート)は、北側の斜面で、雪が多く残っていました。
2本目の天狗の滝の手前は、雪で登山道が埋もれています。雪上を歩行しなければなりませんが、沢の水の影響で、下は空洞になっています。
雪の状態は悪く、踏むと崩れます。歩行される方は、細心の注意が必要です。
金比羅山側は、南側斜面なので、雪はほどとんどありません。
中登坂は、非常に滑りやすく、急坂(難路)なので、天気や足下が悪い日には、避けた方が良いと思います。小ヨケノ滝、大ヨケノ滝付近は雪に埋もれていたため、一部、登山道が分かりにくくなっています。目印は巻かれているので、見落とさなければ問題はありません。道中では、倒木が多く、放置された状態でした。
名栗湖の北側の道(車道)は、落石の影響で、通行止めです。南側の道を通ることは可能です。
- 難易度
感想コメント
だいぶ暖かくなってきたので、近場の山に…というつもりが、思ったより雪が残っていたため、途中敗退になってしまいました。
1本目の滝、藤懸ノ滝までは、難なく行くことが出来ました。途中、ミソサザイ(鳥)を発見!時間には余裕があるので、ゆっくりと観察。
しかし、その先は膝まで潜る雪、その上、足の真下は川が流れています。穴が空いて雪融け水が流れて行く所が見える箇所も…。踏み抜く可能性があり、安全が確認出来なかったので、やむなく来た道を戻ることに。
さわらびの湯まで引き返し、名栗湖をはさんで向かいの山、金比羅山へ。こちらはうってかわって、明るい林。陽射しもあったので、長袖Tシャツ1枚でもいいくらいです。
途中、ひらけた所で残雪がありましたが、量は少なく、歩行の妨げにはならない程度でした。
中登坂の下りは、昭文社の地図では「難路」として記載されています。小ヨケノ滝までの坂は、急勾配、細かい砂利・崩れやすい石で、滑りやすい道でした。雨に日には来たくないです。
急坂が終わると、小ヨケノ滝。ここまで来れば、車道はすぐ下。車の音も聞こえてきています。
しかし、ここから先が残雪地帯。登山道が埋もれているため、川をまたぐのも一苦労。踏み抜かないように気を配りつつ、なんとか川を越えました。ここら一帯は、一瞬沢沿いになる箇所が、埋もれて見えなくなっていました。登山道を踏み外すと、足下の岩がはがれて落下。地面がもろいようです。
赤テープをたよりに、そこから数分、さすがに日当りがいいので、もう雪はない…と思った矢先、最後の難関。倒木により、登山道が分断。荷物を引っかけつつ、なんとかくぐり抜けることが出来ました。
大ヨケノ滝をへて、そこから間もなく無事に車道に合流。
名栗湖の北側が封鎖されていたので、南側の道からダム経由で、バス停へ。
夏にはぼんやりと歩いてしまいがちな道でしたが、今回はなかなか気が抜けない、緊張感のある登山になりました。棒の嶺は、雪が溶けたらリベンジです!
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