富嶽縦走ラストピーク~奈良倉山~(山梨県)

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投稿者
浅見 直紀
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日程
2014年04月26日 (土)~2014年04月26日 (土)
メンバー
友人H君、Mさん、K君
天候
晴れ
コースタイム
鶴峠→(70分)→奈良倉山→(30分)→松姫峠→(20分)→鶴寝山→(15分)→松姫峠
コース状況
特に問題無し
難易度
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感想コメント

去年から攻めていた秀麗富嶽十二景。今回でようやくコンプリートだ。場所は秀麗富嶽の中でも異端とされる奈良倉山。何が異端かって、大月市指定のくせに殆ど奥多摩なところが、である。ここだけ妙に離れていて、最後まで回してしまった。

今回は大学時代の友人達と一緒に登る事に。最後のピークを共に踏めたことは感謝だ。

上野原駅集合でそこから移動するのだが、諸事情によりバスを見送ったため、タクシーで鶴峠まで。約1万円。4人でなければ凄い事になっていた。これが数の力か!

鶴峠からは分かり易く登山道が伸びている。しばらくなだらかな道を歩くと、林道とぶつかる。林道は九十九折になっており、その角の部分を登山道がぶち抜いているのだ。ジグザグに行くところを、真っ直ぐに進めるのは気持ちいい。その代り、登山道ぽくない。歩き易くて良いのだが、平穏すぎてつまらないかも。

イベント広場を通過して(植樹体験とか)、なお進むとようやく九十九折の林道ともおさらば。看板に生息動物がメルヘンに描かれているが、クマやらイノシシやら物騒な動物までファンシーだった。これくらい可愛ければ良いのにと思いながら樹林帯を進む。新緑がまぶしい。

遠くで!

なんと周りは針葉樹。一年中同じである。そのくせして堆積した枝とかはあるので、何と言うか、春じゃなくて秋っぽいという雰囲気。そんな風に思っていると、先を行く仲間も「なんか寂しい」「春じゃないみたい」「そうっすね」などと話していた。ち、近くでも春っぽいのはあるはずだ!ええぃ、どこかに春は無いのか!?あ、カタクリ発見!

しかし一輪のみ・・・・。

群生していないと目立たない。全然春っぽくない。あぁ、空もうす曇りに・・。

全員リーダー経験者なので、久々の山行というメンバーのために、先頭は休憩毎に交替した。ロケット鉛筆方式だ。「ロケット鉛筆・・?」「え!?知らないの!!?」

そしていつの間にやら山頂に。誰も居ない。朝に上野原駅で見た鶴峠行きのバスに乗った人たちはどこへ行ったのだろうか。まぁ、何はともあれ秀麗富嶽十二景五番山頂は踏めた。問題は展望。お?“天空広場”なる展望所があるらしい。ほほぅ?天空とは良い響きだ。これはさぞかし良い眺めが・・・

モヤだ・・・と・・?

この日は午後から山沿いで天気が崩れる可能性を指摘されていたので止むなしだが、あまりの湿度の多さに晴れているにも関わらず見えなかった。一瞬5号目付近がチラ見出来ただけである。口惜しや。

昼食を採り、松姫峠へ。ほぼ林道歩き。仲間が途中ですれ違った方に「お疲れ様でした」と言っていて、すっかり会社勤めの癖が出ているなぁと感慨深くなる。

松姫峠に出た後、タクシーを待つ間、鶴寝山へ登り返して時間つぶし。けど何気なく登ったが、奈良倉山よりこっちの方が標高ある。松姫峠へ帰ったくらいで、丁度良くタクシーが到着。貸切1万円で奥多摩源流・小菅の湯へ向かった。

しつこいようだが、これで秀麗富嶽十二景も登り修めである。すっかり大月に明るくなってしまった(その辺り、まんまと術中にハマった感が否めない)が、なんとそれだけではない。今回行った鶴寝山、おまけのつもりだったが最後の最後にとんでもない爆弾を投下して行った。

関東富士見百景。国土交通省が定めているらしい。規模が一回り大きい。ぜひ行ってみたい。

が、流石に全部は途方もない。富士見はしばらく休養かなぁ・・。

フォトギャラリー

ちょっとメルヘンです

解り易い登山口

全然登山道ぽくない・・

なだらかな道が続く

お!カタクリ発見

奈良倉山山頂。手を退けなさい、手を

富士山が良く見える場所・・・・・らしい

腹が減っては戦が出来ぬのだよ

松姫峠。村の名前が読みにくいのか目立つのかよく解らぬ

大菩薩へ続く道

ふ、富士見百景だと・・・!?

鶴寝山山頂。奈良倉山より高い

木は大切にしなければ

おまけ。五平もち

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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