クリンソウが見頃です 釈迦岳 / 京都・大阪
- 投稿者
-
上田 哲也
グランフロント大阪店
- 日程
- 2014年05月12日 (月)~2014年05月12日 (月)
- メンバー
- 北大路ビブレ店:上田
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 奥海印寺・登山口~60分~京青の森~30分~釈迦岳(631.4m)~20分~京青の森~40分~奥海印寺・登山口
- コース状況
- 奥海印寺から釈迦岳への登山道と善峰古道は整備されていて歩きやすいです。
柳谷観音への途中にある水車付近から奥海印寺に抜ける沢道は歩行困難な場所が多く激しい悪路です。
- 難易度
感想コメント
クリンソウのシーズンになったので釈迦岳へ行ってみました。
奥海印寺の立石橋・登山口から入山。橋の近くには、ほとんど知られていない立石の岩場があります。高さは数メートルで横長の岩場ですが、残置ハーケンやリングが残っています。クラックルートの近くにチョーク痕が残っていたので、最近はボルダリングしている人がいるようです。
立石橋から林道を進むとすぐ左に橋があり、渡って進むと柳谷観音へ、釈迦岳へは林道を直進。歩いていくと所々に石灰岩が見受けられます。数十年前、奥海印寺の山の中でイノシシが掘っていた所から高級食材のトリュフが発見されたそうです。トリュフにはオスのブタが持つフェロモンと同じ成分が含まれている為、かつてはメスのブタを使ってトリュフ探しが行われていたとか…。またトリュフは石灰岩土壌の広葉樹であるカシやナラなどの根に生えるそうで、石灰岩質の場所で広葉樹の下をイノシシが掘っていたら黒トリュフが見つかるかもしれません。
山道を進んで行くと、モチツツジが咲いていました。少しずつ勾配がきつくなり、ずっと以前は展望ポイントだったベンチを越すと、道は沢筋に入ります。その先にある陽当りの良い湿地帯がクリンソウの小さな群生地。良い感じに咲いていました。京青の森からは登りが続きますが、大原野方面の展望、高槻方面の展望ポイントがあります。山頂は城でもあったのか一部石垣の跡のようなものが残っていました。展望はなし。
帰路は京青の森まで下ってから善峰古道を歩いて柳谷観音へ向かい、自転車の車輪を使った水車のある所から、20年前に何度か歩いた事のある沢筋のコースを選択。廃道になって荒れ果てた悪路を通って奥海印寺に下山しました。
水車から先の沢筋ルート以外は、歩きやすいコースです。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。