燧ヶ岳

このエントリーをはてなブックマークに追加
投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2014年05月29日 (木)~2014年05月30日 (金)
メンバー
天候
1日目雷雨 2日目快晴 
コースタイム
1日目
大清水(180分)尾瀬沼(20分)長蔵小屋(泊)
2日目
長蔵小屋(190分)俎ぐら岳(45分)柴安ぐら岳(165分)長蔵小屋(150分)大清水
コース状況
雪は三平峠手前から。
木道が滑りやすいので注意。

長英新道は広く、ルートを見失いやすい。
悪天時は慎重なルートファインディングを心掛けたい。
雪質は緩んでいるものの、踏み抜きは少ない。

柴安ぐら岳直下の雪壁は雪が緩んで、アイゼンが効きにくい。
俎ぐら岳までなら軽アイゼンとダブルストックで問題ないが、柴安ぐら岳へ行くなら12本爪アイゼンとピッケルがあった方が良い。
難易度
Google Map
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

1日目は大清水から。
寒気の影響で、スタート直後からゴロゴロと遠くで雷が響いていて、降ったり止んだり、上下レインウェアを着用し、どこまで天気が持つか空を睨みながらの登山となりました。
三平峠付近から晴れてきて安心したところで、尾瀬沼湖畔で昼休憩としました。
ところが今日の工程もあと少しという所で急激に天気が荒れてきて、かなり近い範囲で大きな雷鳴、燧ケ岳の向こうに稲光が見えたので、慌てて長蔵小屋へ駆け込みました。
夕方には雨で空気が洗われて、燧ケ岳の美しい夕焼けを見ることが出来ました。

2日目は夜明けとともにスタート。
尾瀬沼の朝もやが美しかった。
長英新道は緩やかで、カッコウの声が響く広々とした森を歩く清々しいハイキングでした。
ミノブチ岳の手前から急に傾斜がきつくなりますが、俎ぐら岳まではダブルストックで問題ありませんでした。
今回は俎ぐら岳までの予定で行きましたが、予想外に早く登頂したので、柴安ぐら岳にも行ってみることにしました。
予定外の行動でピッケルを持っていなかったので、山頂直下の雪壁でかなり苦戦しました。
アイゼンの前爪を蹴り込んでなんとか登下降出来ましたが、朝早い時間帯でないと雪が緩んで難しいと思います。
山頂からは越後三山や日光連山、尾瀬ヶ原や至仏山が見渡せ、素晴らしい景色でした。

フォトギャラリー

夕焼けに染まる燧ケ岳

大清水からスタート

この辺りまでは雪なし

三平峠付近

尾瀬沼湖畔で休憩

急に空が暗くなり、雷雨

水芭蕉がたくさん

綺麗でした

長蔵小屋泊

朝もやの燧ケ岳

湿原も朝もや

ここから長英新道へ

気持ち良い森

尾瀬沼の向こうに日光連山

今日は快晴

まずは俎ぐら岳へ

柴安ぐら岳直下の雪壁

なんとか登頂

越後三山

尾瀬ヶ原と至仏山

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

この記事を見た人は次の記事も見ています

アクセスランキング

同難易度の登山レポート

  • スタートナビ
  • おとな女子登山部