南沢あじさい山 瀬音の湯とこんにゃく そして秋川は流れてゆく

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投稿者
中澤
ららぽーとTOKYO-BAY店 店舗詳細をみる
日程
2014年07月03日 (木)~2014年07月03日 (木)
メンバー
友人T 1名
天候
晴れ
コースタイム
武蔵五日市駅ー(45分)ー南沢あじさい山ー(10分)-分岐ー(60分)ー一穂(こんにゃく屋)ー(20分)ー瀬音の湯ー(バス20分)ー武蔵五日市駅
コース状況
駅からアジサイ山までは一般の道路です。道がわからなくなったら民家の人に聞くと親切に教えてくれます。アジサイが途切れた後、林道まではやや急登ですがすぐに終わります。
難易度
Google Map

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感想コメント

何年か前、あじさいの見える山をネットで探していたときに発見した南沢あじさい山。ここは南沢さんという方が個人で育てている10000本のあじさいを見ることができる山です。
武蔵五日市駅から普通の道路を歩いて40分くらいで着きますが、ちょいちょい鉛筆のようなゆるキャラのようなものが道標の横に立ってますので、道はわかりやすいと思います。ちなみにこれは作家さんの「ZIZI(ジィージィー)」という作品らしく、あじさい山周辺に点在しています。なんとなく「ペンシルじじい」と呼んでいたわたしは当たらずとも遠からずといったところでしょうか。

この道標があるのであまり道に悩むことはないのですが、地元の方に尋ねれば、張り切って「あっちだよ!」と即答してくれます。瀬音の湯に向かうときも畑の中から農家のおじさんとおばさんが我々を見て、「あじさい?」と大声で話しかけてきたのでうんうんと頷いたら、「お風呂?」とまた大声で言うので、またうんうんと頷き笑う我々。この二言で今日の我々の行動のすべてがわかってしまう、この2つが名物なのだという地元の人々の愛情を感じます。

山と言っても個人のものなのでちょこっとした山ですが、そこにもこもこあじさいが咲いている風景はかわいくすばらしかったです。頭の重たいあじさいがこぼれそうなくらい咲いていて、背の高いのと低いのがあってそれぞれさまになっていて、見渡すかぎりあじさいばかりの景色をわたしははじめて見ました。
あじさいって、なんだか光っているように見えるのはどうしてかなと思いながら写真を撮り、長い林道を抜けるとなんとなく見覚えのある場所に出ました。ああここは秋に歩いて寄ったこんにゃく屋だと思い出し、せっかくだからまた寄りました。この一穂(いっすい)というお店は入店すると必ず「試食食べますか」と聞いてくれて、食べると言うと軽食くらいの量のこんにゃくがいろいろ出てきておもしろい。味噌田楽、こんにゃくそば、にんじん白滝の酢味噌和え、煮物とすばらしきこんにゃくの世界を堪能できます。わたしはこんにゃくが好物なので、よく山の帰りの温泉で買ってしまうのですが、こんな試食を出されたらみんな絶対に買ってしまう気がします。しかし押しつけがましくなく、さっと試食を出して「麦茶も飲んで下さいね」と言って給水ジャーを置いて立ち去る店の人もスマートでいいなと思いました。
一穂でこんにゃくを2つ購入し、瀬音の湯でもズッキーニとカレーと日本酒を購入。写真を撮り忘れましたがイカトンビというつまみも購入しています。北海道産のイカの嘴(トンビ)の乾きものをなぜ秋川で買うのだと言われても、酒飲みは酒とつまみに吸収されていくのだとしか言えません。ちなみにこのトンビは490円でほどよいサイズ、味も自然でおすすめです(前回も買った)。このおみやげ売り場的なところには、朝採れ地場野菜や鮎の塩焼きなどのお惣菜、おだんごや日本酒などの食品だけでなく、湯呑などの陶芸品なども売っていてなかなか楽しめます。


瀬音の湯は入浴料800円で内湯と露天とサウナつき。無色透明で匂いの少ないとろっとしたお湯。2007年にできたすごくきれいな温泉施設です。露天は川が眺められるように作られていて、源泉でやや熱めの湯なので、出たり入ったりできるよう長ベンチが3つほどあり休みやすいです。
ここは休憩所も充実していて、座敷やテーブル以外にも中庭のようなところで自由に休憩することができ、バリ島にありそうな東南アジア調の椅子ベッドみたいなものの上に横になれます。つるつるした後で横になっていると今日の疲れ(あじさい見てこんにゃく食べただけですが)も癒されます。

短パンでスプライトを飲みながらバスを待ち、夏休みみたいな気分で駅まで帰りました。

フォトギャラリー

かわゆい道標のじいさん(ZiZi)がいます

ここらへんから南沢さんちなのかな?

入山料はこの箱に入れます

あじさいの道ができています

美しい紫色

背が高いのももこもこしててかわいらしい

お腹が減っておにぎりを食べる

こんな色のもあります

アジサイ集落発見!!

どこまでもあじさい

人の顔くらいでかいです

あじさいのひとつひとつが光って見えました

ここからちょっと山道

すぐに林道

手づくりこんにゃく屋さん 一穂

試食のすばらしきこんにゃくたち。好物を出され今日一番の笑顔が

ああ秋川が流れてゆく。温泉温泉酒酒

今日の収穫→こんにゃく2個 510円、秋川牛ビーフカレー 500円、ズッキーニ 120円、千代鶴 純米 1140円、うちの猫10歳

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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