白馬岳 大雪渓から白馬大池へ(長野県)

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投稿者
本社 岡田 丈二
日程
2014年07月23日 (水)~2014年07月24日 (木)
メンバー
グランフロント大阪店岡田、その他1名
天候
1日目:くもり時々晴れのち雨、2日目:雨
コースタイム
1日目:猿倉(60分)白馬尻(330分)村営頂上山荘テント場  1日目歩行時間:6時間30分

2日目:村営頂上山荘テント場(32分)白馬岳頂上(65分)小蓮華岳(75分)白馬大池(23分)乗鞍岳(100分)栂池自然園駅  2日目歩行時間:4時間55分
コース状況
大雪渓:白馬尻からびっしりと雪があります。アイゼンは4本爪では歩きにくそうで、6本爪以上がおすすめです。また落石が多く、雪上に無数の石があります。
小雪渓:山小屋の方々がショベルとチェーンソーで雪上にトラバース道をつくってくれていました。トラバースはほぼ水平ですが、足下の斜度は急ですので面倒がらずにアイゼンを装着するべきです。

頂上山荘テント場:ひとり1,000円、トイレ、水場あり。水は煮沸して使いましょう。テント場が風の通り道なのか一晩中強風でした。

白馬岳稜線はさらに強風に晒されての歩行となります。防水。防風アウタージャケットやレインスーツのありがたみが分かります。
難易度
Google Map

より大きな地図で 20140723_24白馬岳 を表示
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感想コメント

みごとな大雪渓で有名なコースから白馬岳頂上を経て小蓮華岳、白馬大池と巡る大パノラマコース!ですが今回晴れ間があったのは初日の登りのみでした。それでも雪渓上から見える稜線付近の景色はとても美しかったです。大雪渓、小雪渓を過ぎるころにガスで視界がわるくなり、テント場に着くころには周りはガスで真っ白。テント設営して周囲を散策しても見えるのは目の前の花ぐらいでした(花が見れたのですから贅沢を言ってはいけませんね)。

初日の日没後から雨と風は強さを増し、となりの大型テントの学生さんたちは大事をとって山小屋へ退避。私達も時おりテントが内側にたわむので落ち着いて眠れません。

二日目4時起床。願いもむなしく引き続きの強風・雨のなか朝食を摂り、テントを撤収。白馬岳を目指します。稜線に出ると岐阜県側から撃ち付けるような風雨が小蓮華岳付近まで続きました。
ザックカバーが風をはらまないようにしっかり装着せねば危ないです。

ここ4年間で3回白馬岳へ行っていますが頂上で視界が良かったことがありません(泣)
次回こそ、晴れさせてみせます!

フォトギャラリー

小雪渓手前のクルマユリ 

猿倉荘前からスタート。登山者カードもここで提出

ひと歩きで白馬尻

キヌガサソウ  白馬尻にて

大雪渓です。6本爪アイゼンを装着します。

晴れ間が見えます、この調子でいい天気が続きますように。

振り返る。ガスがあがって来ちゃいました

花を見るとほっとします

クルマユリ

大雪渓上部は少し岩の露出部分を歩いて

小雪渓はトラバースします

村営頂上宿舎が見えています

杓子岳と白馬鑓が見えました

ウルップソウ うしろはテント場方面

雨、風のテント場

白馬岳頂上 今回も展望きかず

小蓮華山

チングルマ

白馬大池山荘を振り返る

乗鞍岳

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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