お天気変わるがわるの剱岳登山☆

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投稿者
辻森
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日程
2014年08月26日 (火)~2014年08月27日 (水)
メンバー
神戸本店  森松     グランフロント大阪店  市原
川西店   上治
天候
大雨 雨 くもり 霧 晴れ 全部!
コースタイム
1日目:室堂(130)剣御前小舎(30)剣沢キャンプ場
2日目:剣沢キャンプ場(20)剣山荘(100)前劔(80)劔岳(120)剣山荘(60)
     剣御前小舎(110)室堂
コース状況
1日目 テント泊場所の劔沢キャンプ場まで大雨or雨。
川は増水し、丸太の簡易な橋から落ちたら確実に流される感じでした。
劔御前小舎辺りまでは、ずっと登山道が川になっており、
小石とかも流れているところがありました。
雪渓を渡る箇所は2箇所。アイゼン使わず。滑るのでキックステップにて。
難易度
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感想コメント

多少の雨なら立山三山も合わせて行こうと話が上がりましたが、室堂に着いたら大雨。
立山三山は止めとし、早くに劔沢キャンプ場に着いても、雨のテント場はつらいので、
1時間ほど雨の様子を見がてら、室堂ターミナルにて待機。

意を決して出発しましたが、大雨で川は増水、遊歩道も滑る滑る、登山道はかなりの流水。
実は、、土石流に飲み込まれるんじゃないかと、心の中で1人恐がったりしてました。

劔御前小舎にて、小舎内の休憩所で大休憩。
(コレもテント場での雨は辛いので早く着き過ぎない様にとの作戦)

全身が雨と汗で、全員ビショビショで休憩してるうちに、全員寒さの限界で、剱御前小舎さんのホットコーヒーをいただく。
(普段はブラックで飲む私ですが、クリープと砂糖を全部投入~)

これまた意を決して小舎から今宵のテント場へ向かう際、完全に濡れた体と、降ってくる雨に、
「寒い寒い寒い寒い」を言い続けてテント場に向かう。
また、剱御前小舎からテント場までゆるい下りのため、体を動かしても体が温まるのが幾分遅い(笑)

剱沢テント場に着き、弱雨からナント!晴天になり、テント設営をして、
全員濡れたものを干し出す。
プチ宴会をしてから、各々ご飯を作りだし、18時頃にはテント内のシュラフの中へ♪

夜も、風や雨にもさらされる事なく、快適なテント泊。私と一緒のテントだった人は、
地面が坂になってたらしく、工夫しながら寝ていた様子でしたが、私は快適☆

ただ夜中、どこかのテントから(仲間のテント内からだと思ってたのですが)ずっと機械の同じアナウンスが流れ続け、
私のテント内はモゾモゾしだし、完全に目が覚め2人とも夜中0時に少し離れたトイレ行き。
そして満点の星空の下、バーナーで作ったコーヒーと甘いもので贅沢な時間を1時間強過ごす。


そしてずっと行きたかった剱岳を目指します。
有りがたいことに、テント場タイムと剱岳登山中は雨ナシでした!!ありがとう!
(雨が降ってたのは室堂から剱御前小舎往復時でした)

雨の中の剱登山は少し心配していたのですが、ほとんど岩も乾いていて、ところどころ、ガスがなくなって晴れ間がでたり、
山頂では晴れ間も見れて大満足です。

(個人的感想ですが)剱岳登山は私の中では想像と違って恐くなかったので意外でした。
念願の剱岳登山をできた事はとても嬉しくとても感謝しています。
次は、一般ルートではなく、源次郎尾根ルートに挑戦してみたいです。


☆プチ情報☆
・立山駅←→室堂のケーブル・バス往復 -- おとな4,310円
(帰りはケーブルが増便されていました)
・剱沢キャンプ場 テント場 -- 1人500円、トイレ有り(トイレットペーパー有)、水有り



今回のレイヤリング
・半袖ドライレイヤー
・長袖メリノウール(150)
・夏用登山パンツ
・雨の時レインウェア
・ハット・サングラス
・剱岳に向かう時はヘルメットと超軽量ハーネス、カラビナ2つ、スリング
・夜中0時、薄手ダウンジャケットとレインウェア上下を着込めば、十分外で星空を楽しめました。
・朝3時の朝食時、着込んでも寒くて、私だけ朝ごはんをテント内で。



私は会えなかったですが、仲間1名が雷鳥を見ました!(雷鳥沢キャンプ場〜劔御前小舎の間)

☆次回の教訓
必ず防水グローブを用意する(途中まで覚えていたのですが)
コッヘルは持ち手が温まってしまわない様にする
雨と判ってる日は、さらにレインウェア・登山靴のメンテナンスをしっかりしておく

フォトギャラリー

雨予報が晴れた!最高にテンションが上がる!

雨でも元気にしゅっぱ~つ!

落ちたら絶対川に飲み込まれて流される。増水&激流

大雨の中、登山道も川のよう。

剱沢キャンプ場にて。どっちが早くテントを設営できるか競争♪

晴れたよ晴れたよ 写真撮ろっ

テントは5張ほどでした。 手前のオレンジと青のテントが私達です。

剱沢小屋へビールを買い出しに行くところ。明日の剱岳のてっぺんを確認!

翌朝5時前に出発し、日の出を拝むことができました。

サンピラー現象が撮れました。

額に入ってる絵画のような絶景。

ん~こう見ると高度感ありますね!

カニのたてばいにて。ガスが少なくなって「市原さ~ん、左見て!めっちゃキレイです!」

「どんどんキレイに見えてきてますよーー!」  市原さん 「見れる状況じゃないっちゅうねーーん。」

鎖場終わり。市原さん「ほんまや~キレイー」

剱岳山頂!数分晴れました♪

3人の勇姿☆ かにのよこばい にて。

崖を下りるの図。

雷鳥沢キャンプ場。雨の中意外とたくさんのテント。雨で登山を中止された方もいらっしゃるのでしょうか。

下山後、富山で産地直送回転寿司。お値段3~5倍。でも美味しい!!!!ノドグロ、シロエビ、焼きアナゴ塩かけ、ホタルイカ

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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