高知県 四国の山 14 奥工石山(竜王山) 1516m

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投稿者
戸田 竜也
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日程
2022年05月17日 (火)~
メンバー
高知大丸店 戸田
天候
晴れ
コースタイム
登山口→(40分)奥工石山頂上→(5分)ユルギ岩→(20分)登山口
コース状況
登山口へのアクセスについて。
通常、県道5号川之江-大豊線から仁尾ヶ内林道に入っていくとなっていますが、林道は登山口手前8kmほどから未舗装路になります。そこからが強烈な悪路で、他の登山者の方の記録を見ても、最低地上高が200mmのジムニーでさえ底を擦ることがあったとのこと。
私の車は130mmで不安しかありませんでしたが、案の定、どれだけ気をつけて走っても擦ってしまいました。車が壊れるほどではありませんが嫌なものです。
山と渓谷社発刊『分県登山ガイド38 高知県の山』によると、10kmほど遠回りになるという奥白髪林道の方が幾分ましとのことだったので、そちらにすれば良かったです。竜王峠から先の仁尾ヶ内林道は通行止めとなっているので、成川側からはアクセスできません。立川側から行きましょう。白髪山の竜王峠側登山口も同様です。

【気象】
登山口(標高1176m) 10:50時点 12℃ 無風
頂上(標高1516m) 11:30時点 13℃ 微風

【服装】
トップ
・防水ジャケット
・150メリノウール長袖Tシャツ
・ドライナミックノースリーブ
ボトム
・薄手化繊パンツ

気温が思ったよりも低かったのですが、天気が良かったので休憩中もちょうど良かったです。
上着を着ることはありませんでした。
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感想コメント

雨続きで休みの日がことごとくつぶれていたところで、ようやく晴れました。
久しぶりの登山。

高知市民によく知られた山である工石山とは打って変わって、奥工石山はそもそもアクセスが大変でした。
林道の運転はかなり消耗しました。
しかし登り始めてみれば、下の方は味気ない植林帯だったのが、1300m付近の尾根に出ると、美しい大径のブナやトチノキ、サワグルミなどの広葉樹の明るい樹林が広がっていました。ホンシャクナゲも今が最盛期のようで、すべてのつぼみが開花しているわけではありませんでしたが見事な咲きっぷり。

頂上付近のユルギ岩はクライマー目線で見ると魅力的な岩壁で、登攀意欲をそそられます。10分ほど立ち止まってしまいました。
岩の上まで回り込むと抜群の展望で最高の休憩スポット。
岩の上に腰かけてタバコをふかす一番気持ちのいい時間でした。
 
ユルギ岩の珪質岩の隙間に、愛媛県の絶滅危惧種、チャボツメレンゲが自生していましたが、実は私はまったく気づかず、後から登って来られた登山者の方に教えていただきました。
珍しい植物も見れて非常に満足。

フォトギャラリー

白みがかったホンシャクナゲ。

登山口。小屋があります。

中に入ってみました。

広くてきれい。

さて登ります。最初は植林帯。

何度が林道を横断して斜面を登っていきます。

尾根に出ました。大きいブナがそこかしこに自生しています。

気持ちのいいトレイル。

岩清水。

前日まで雨が降っていたのでチョロチョロ出てました。

ユルギ岩。ハング左のクラックから上へ抜けれそうです。

二等三角点のある頂上は展望はイマイチ。

ユルギ岩の方は絶景!

逆光。

岩をつかんでみました。

きれいなチャート。

のんびりできました。

花は終わっていましたがアケボノツツジ。

そしてレア植物、チャボツメレンゲ。かわいい。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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