比良の山・権現山〜蓬莱山プチ縦走
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2014年09月22日 (月)~2014年09月22日 (月)
- メンバー
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 和邇駅--バスで10分--栗原(50)霊仙山口(90)権現山(30)ホッケ山(30)小女郎峠(5)小女郎池(5)小女郎峠(25)蓬莱山(25)打見山--ロープウェイ5分--びわこバレイ前バス停--バスで15分--志賀駅
- コース状況
- 概ねよく整備されていて歩きやすいです。
平日だった為、ホッケ山頂上までは誰にも会いませんでした。
栗原~権現山間では、サルとヘビに何度か遭遇。今回は特に害はありませんでしたが、マムシなどには要注意です。また、小女郎峠で出会ったご夫婦は、以前池の近くでクマの足跡を目撃したと仰っておりました。
権現山の手前は急坂です。登りではさほど危険を感じませんでしたが、下りで使う際は滑りやすいかと思われます。ホッケ山と小女郎峠の間で、一部登山道脇の斜面が崖のように崩落しかけている箇所がありましたが、よそ見をせずに歩いていればまず問題はありません。
上記2点は、昭文社の山と高原地図に危険マークが記されております。
- 難易度
-
感想コメント
休みが空いたので、天気もいいし日帰りで山に行ってみよう!と前日に突如思い立ち、蓬莱山に行ってきました。
色々な野生動物に出会ったこの山行。今回は、電車&バスの公共交通機関を利用。いくつかルートがありますが、早めに登山口に到着できるルートにしようと、和邇駅からバスで10分の栗原からスタートするルートへ。
人が少なそうだなぁと思ってはいましたが、行ってみると本当に自分一人。バスの運転手さんにもちょっと驚かれてしまいました。聞けば、土日はそこそこ登山客がいるようですが、平日はだいたい一人、二人とのこと。
スタートから50分程は林道歩きが続きます。
途中、熊に注意の看板を見つけ、完全に1人だったのでクマ鈴をスタンバイ。
林道の後半、トタン屋根の建物周辺で騒いでいる猿の群に遭遇。遠巻きに様子を伺っていると、どうやら喧嘩が勃発したようで、キーキー鳴きながら屋根の上に飛び乗りドタンバタン音を立てています。進むに進めず立ち往生していると、突然負けた猿がこちらに向かって猛ダッシュ。びっくりして思わず私も一緒に逃げました(笑)が、それを機に落ち着いたようだったので、猿のすぐ脇を通って再出発。クマ鈴は猿には全く効果なしですね。ロスタイム10分(笑)
登山道に入ると、初めはなだらかな道。しばらく行くと右手に小さな滝があり、その左側にルートが続いています。ここからが本当の山道です。滝の脇は湿った石がゴロゴロしているので少し注意です。
ここから先では何度かヘビに出会いました。初っ端に現れた蛇は、なんとすぐ足下。狭い登山道に草が覆いかぶさり、気づかずに足を置いた瞬間、一瞬「え?地面が動いてる?」と思ったらヘビがのたうち回っていました。衝撃すぎてギャーと叫んでまた逃げました。もしかしたら踏んでしまったのかもしれません。。幸いマムシやヤマカガシではなかったので良かったですが、気をつけなくてはいけませんね。
森の中では、他にもカエルや、ヤマガラなどの小鳥や、猿パート2などに会いました。時折、蜘蛛の巣が引っかかるので枝を持って歩きました。
権現山手前の坂は急でしたが、登り切ると突如、開けた草原のような景色が広がり、山頂からは琵琶湖がとても良くみえました!
その後は、右手に琵琶湖、前方にゴールの蓬莱山を眺めながら、快適な稜線歩きを楽しめました!歩みを進めるにつれ、琵琶湖の奥の方まで見渡せるようになり、蓬莱山のロープウェイがどんどん近づいてくる感じが楽しかったです。
初めて他の登山者の方とすれ違ったのはホッケ山山頂を過ぎた辺り。
小女郎峠以降は、そこそこの数の登山者がおりました。
峠から5分程の小女郎池がとても気持ちよかったので、お昼ご飯はこちらで頂きました。
蓬莱山山頂は、ロープウェイで登って来られた家族連れなども多かったです。ちょっと休憩してから下山。歩いて下山しようか迷いましたが、潔くロープウェイを利用。文明の発達に感謝しつつ楽して帰りました。
また、別のルートからも登ってみたいと思います。
【お手洗い】
和邇駅以降、蓬莱山のロープウェイ手前までありません。
【レイヤリング】
ウールの長袖+半袖Tシャツ
オールシーズン向けの長ズボン
*稜線は遮るものがないので、夏以外でも紫外線対策が必須です!
【温泉】
今回は寄りませんでしたが、おごと温泉が近いです。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。